クロマニヨンズライブ@千葉市民会館
土曜日、行ってまいりました千葉。
クロマニヨンズのライブで、平日以外で参戦するの初めてかも。 慌てて退社しなくていいってなんてすばらしいんだ! 17時に、友人ちまと千葉駅で待ち合わせ、ジョナサンで開場までいろいろおしゃべり。 さいたまでは、ちまとは会えなかったので、いろいろ感想を言ったり聞いたり。 「渋滞」がかっこよくて仕方がないよ!と言ったら、「それはブルースのリズムが好きなんじゃない?」と言われて目がぱちくり。 あの「ダッ、ダーダッダダーダッダダーダッダダッダダッダ」っていうの、あれはブルースのリズムなのか~。 ヒロトの影響で、ロックの源流から聴こう!と遡っていろいろ聴いているのだけど、そういえばブルースってかっこいいなあ~とよく聴いていました。 千葉市民会館は、ものすごくステージと客席が近いです。 それもあってか、ライブはとても温かい雰囲気でした。 ヒロトは相変わらず 「去年、2008年の秋に、僕らは『ようこそ千葉へ』というアルバムを出して…」 というネタを言っていました。 おもしろかったのは、「このアルバムは、全曲千葉の曲で、千葉のことだけ考えながら作り、千葉のことだけ考えながら歌い、千葉のことだけ考えながら全国を回っていました」と言っていたところ。 「僕は岡山県岡山市出身で、東京からバンドが来て岡山をほめたりすると、そんなにいいなら住んでみろよと思っていたので、この言葉が皆さんにどう受け取られるか心配です」 こういう千葉アゲトークのとき、客席から絶妙のタイミングで「うそつけ!」と言われて、照れて笑っているヒロトがかわいかったです。 東京以外の場所に行くと、こういうトークが聞けてお得だな~。 セットリストはさいたまと同じ。(違った、ロージーが入っていました) アンコールの「ナントカドン」の前のMCで、ヒロトはすごく楽しい、と言って、「毎回毎回すごく楽しくて、そんなこと言ったら評論家とかに笑われそうだけどほんとにそうなんだ」と言っていた。 ほんと、あなたが楽しいのは、その笑顔だけですごい伝わってる。 音が鳴ると、たぶん無意識に笑顔になるヒロト。 45歳なのに、子供みたいな笑顔。 雑誌のインタビューでヒロトがよく言っているのは、自分たちはいつも同じ場所にいて、同じことをやってるっていうこと。 14歳の時、ラジオから聴こえたロックンロールを聴いて、泣いて、でも自分がなぜ泣いてるのか、衝撃の元がわからなくて部屋中を探しまわり、そしてやっとその源が「音楽」だということに気づいたヒロト。 その感動が、あの人の中ではそのまんま、熱いまま今でもある。 「評論家」の先生たちは、すぐ意味をつけたり解釈したりしようとする。 そういうんじゃないんだ、ただ好きで、大好きで楽しいものなんだって、ヒロトもマーシーもいつも言ってる。 その気持ちが、彼らの楽しいっていう気持ちが、私たちをこんなに幸せに楽しくしてくれるんだろうなあ。 ライブの後は、さやさんとさやさんのお友達のブルーハーツ時代からの熱いファンの人たち4人と飲みに行きました。 さやさんとリアルで会うのは初めてだったけれど、なんだかもうずっと前から知っていたような感じ。 さやさんには、去年、母の闘病と死の間、いろいろ励ましてもらったのでした。わーん、もう大好き! ほんと、こうやってクロマニヨンズがきっかけで友達ができたりして広がっていくだなんて、最初の頃は思ってもみなかった。 すごい、ヒロトのつないだ縁だ!! そして、さやさんのお友達の方々の深いブルハ~クロマニに至る話も、ほんとうにすばらしかった! すごくじーんとしたのは、「ブルーハーツが解散してハイロウズになったとき、戸惑いはありませんでしたか?」と聞いたとき。 ブルーハーツとハイロウズは、ぱっと聴くと曲の雰囲気が全然違うから、昔からのファンの人はどう感じたのか、ずっと気になっていたのでした。 すると、Sさんという方が、「ハイロウズの出現ライブで『日曜日よりの使者』を聴いて、ああ、変わっていないって思ったんだ」と言って、じんとなる私。 その人たちは、もう20年以上、ブルーハーツつながりで仲よくしているのだそうで、そういうのって、ほんとにいいなあって思いました。 20年、人を夢中にさせるヒロトとマーシーは、やっぱりすごいんだなとも。 いちばんいいなと思ったのは、古くからのファンの人が、昔を回顧するだけじゃなくて、現在のヒロトとマーシーも好きだということ。 ずっと同じ、でも新しい。 音楽って、そういうものなんだな~。
by sima-r
| 2009-02-02 22:03
| クロマニヨンズ!
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るい 33歳女子。
<家族> 夫 (スペハズ) 息子(ピースケ) 猫 (おひげ) 今日のピースケ
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