詩と向き合う
母の血圧はさらに下がっています。
母のそばにいると、言葉がまるであふれ出るように体から吹きあがってきます。 私はブログにも書けないようなことは、これまでノートに書いていました。 特に、大学病院に泊まり込みで看病していた時の日記は、ブログに載せるにはあまりにも辛すぎるから。 いま、私はそのノートに詩をつづっています。 私は大学時代に、短歌を書くことに出会いました。 初めて短歌を書く喜びを知った人は誰もがそうだと思うけれど、ヘレン・ケラーが言葉を得たときのように、世界のすべてが31文字であらわせることに感動したものです。 そして今の私は、まるで字を知ったばかりの子供のように、ぐちゃぐちゃとノートに詩らしきものを書いています。 私はこれまで、母という大きな壁があったせいで「詩」ときちんと向き合うことができなかったから。 これは、私にとって、おおきなおおきな進歩です。 すべてが、思い出になるのでしょう。 そしてそのすべてが、これからの私の支えになるのだと思います。
by sima-r
| 2008-07-30 17:19
| Mother
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るい 33歳女子。
<家族> 夫 (スペハズ) 息子(ピースケ) 猫 (おひげ) 今日のピースケ
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