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生活チープサイド

荒野をゆく

昨日は、母の詩「残酷な果実」と、hideさんの「荒野に立つ」というネアリカ作品のコラボレーションを見に、ひさしぶりに夫と下北沢へ。
5月に「猫のホテル」の芝居を観にきたとき、まだ母は立って歩ける人でした。
5月のあのときでさえ、これ以上辛いことはないと思っていたのに、まだまだ辛いことはあるのですね。

レセプションの時間のだいぶ前についてしまったので、下北でいつも行く日本茶喫茶「つきまさ」へ。
改装してすっかりこじゃれた雰囲気になってしまいましたが、お茶の味は同じでした。

会場のcompというお店は、その「つきまさ」のすぐ近くでした。
緊張しながらエレベータで登ると、そこにひでさんが!!
知らない人達ばかりの中で、知ってる人(しかもパンツまで見られている)がいるのは、なんと安心することか!
hideさんの奥様(美人、かつネアリカアーティスト)にも紹介していただき、作品も見せていただきました。

「荒野に立つ」は、すごい作品でした。
花の咲き乱れる地を後に、重い荷を負った人が、はるか彼方のカイラス山を目指して荒野に踏み出している。
遠い空の向こうには、陽が射して、そしてまた巨大な蝶が、空一面を覆うように浮かんでいるのです。

これはなんだか、お世辞とかじゃなくて、ほんとに「現在の」母を象徴するような作品だと思いました。
家族と離れ、たった一人で荒野を旅した母。
そして今、誰もが通らなくてはならない大きな荒野を歩み出している母。
その行く手に、光と、そして転生の象徴でもある蝶がいるというのは、私にとって救いでした。

hideさんは、この作品を母の詩を知るずっと前から企画して創っていたそうです。
それでも、この作品を創った人が、母の詩集制作に関わってくれたことに、なにか運命のようなものを感じました。

母の詩集は、7月31日に見本が出来上がる予定です。
あと10日。
でも、それがまるで永遠に来ないように遠く感じます。
どうか母に、少しでも早く詩集を手渡すことができますように。
by sima-r | 2008-07-21 22:35 | Mother
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るい 33歳女子。
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