生きていないと
子供が産まれてからよく思うこと。
最近、光市の事件を、よく思い出す。 あの、18歳の少年が23歳の母親を強姦して殺し、11カ月の子供も殺害した事件だ。 あまりに残酷な事件だったし、どうしてこんなことが起きてしまったのだろうと、本も何冊か読んだことがある。 もうひとつ思い出す事件は、病気の母親がトイレで力尽きて亡くなってしまい、残された1歳の子供が布団の上で餓死してしまっていたという事件。 布団の周りに、お菓子の袋や砂糖の袋まで散らばっていたと聞いて、何度思い出しても涙が出る。 どちらの事件もずいぶん前のことになってしまったけれど、子供が産まれた今、それらを思い出すとあまりにも辛い。 お母さんが殺されてしまって、動かなくなって、どんなに怖かっただろう。 泣いても泣いてもお母さんが抱っこしてくれなくて、どんな思いをしただろう。 おなかがへって、のどが渇いて、どんなに、どんなに辛かっただろう。 これを書いている今も、そう思うと涙が止まらない。 そして思う。 私は絶対に、生きていないといけない。 病気も怪我もしないで、ピースケのそばにいよう。 ピースケがいつか母親を必要としなくなるまで、私は何があっても生きよう。生き残ろう。 それくらいしかピースケにしてやれることがなくても、ピースケを守るために、私は自分のことも守らなければいけないんだな。
by sima-r
| 2010-07-10 13:07
| Maternity
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るい 33歳女子。
<家族> 夫 (スペハズ) 息子(ピースケ) 猫 (おひげ) 今日のピースケ
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