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生活チープサイド

燃ゆる想いを

週末は、新型インフルの予防接種を夫と私で時間差で受けに行ったり(ピースケがいるのでバラバラに行きました)、DVDを観たり。
DVDは夫セレクトの「ランボー4」と「A Few Good Men」。

ランボーは、ものすごくものすごく怖かった。
虐殺に次ぐ虐殺!!
吹き飛ばされる人間の頭!!
地雷ではじけ飛ぶ人間!!
吊るされた死体!!
血しぶきと肉片!!
…という感じで、ものすご~く乳の出が悪くなる感じでほとんど正視できず。
CGの発展も考えものだよなあ。

今日は、ヒブワクチンの予約電話の後は(2月18日に接種できることになりました)のんびりマンガ三昧。
『ちはやふる』の7巻を買ったので、1巻から読み直し、また泣く私。
前にも書いたけれど、面白い、面白いよこれ!!

このマンガをお見舞いでくれたなっつんには話したのだけれど、このマンガがすごいなあと思うのは、競技かるたについての取材はもちろんのこと、細かなところもリアルに描こうとしているところ。
具体的には、登場人物の祖父(かるたの名人)が脳溢血のため自宅で要介護になった部分で、その祖父の寝ているベッドが介護用ベッドだったところ。
ここに私はガガーン!ときたのだった。

自宅でのシーンだし、ベッドなんて普通のベッドや布団でもいいはずなのに、介護用ベッド。
まんがだから、絵で表すためきっと介護用ベッドの資料を見たりして描いているんだろう。
普通の布団でも、読者も編集者も何も気づかないだろうに、わざわざ介護用を描いたその手間に、作者のものすごい思い入れと情熱を感じる。

このマンガの作者は、以前ネットで盗作疑惑で相当たたかれていた人だ。
私もリアルタイムでそれを見ていて、そのときは「うわ~、もうこの人はマンガ描けないだろうなあ」と思っていた。(それくらいすごい叩きだった)
でも、それをこの人は乗り越えて、たぶんものすごく入念に取材したり勉強して、誰に恥じることのない完全にオリジナルの作品を生み出した。
どんなに辛かったろうなあ、と思う。
でもそんな安い同情なんてかるーく吹き飛ばすくらい、この作品は面白い。
わくわくする。
青春っていいなあって思う。

この作品は、去年のマンガ大賞の第一位に選ばれてもいる。
面白いものは、ちゃんと評価される。
本物は、ちゃんと面白いのだ。
by sima-r | 2010-01-25 19:50 | Books
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日々思うこと。

by sima-r
るい 33歳女子。
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