学びつづけること
妊娠について思うこと。
今、自分が妊娠していることに対して、不思議に「特別なこと」とは思わないなと思った。 2年前に妊娠がわかったとき(子宮外妊娠であっというまに終わってしまったけれど)、なにかとても不思議で特別なことが自分にやってきた気がした。 今は、特別なことがおきているという感じがあまりしない。 すごく自然で、どっしりした気持ちだ。 とても嬉しいし楽しみだけれど、慌てたり舞い上がっていないというか。 それは、私がこの2年間でいろいろなことを経験したおかげなのかもしれないなあと思う。 よっちゃんにヨータが産まれたあと、お母さんになって何か変わった?というのを聞いたことがある。 細かい言い回しは忘れてしまったけれど、「子供という存在が加わっただけで自分自身は変わらないよ」という返事で、そのときまだ子供をもつことが未知の世界だった私はへえ~と思った。 その頃は、子供をもったら、環境(仕事とか)も考え方も世界もがらりと変わってしまうような気がしていた。 友達に子供ができると、なんだか遠くに行ってしまうような気がして寂しい気持ちもあった。 でも、今はほんとうに、あのときよっちゃんの言ったことがよくわかる。 すごく自然なことなのだ。 生きたり死んだり産まれたりすることは。 そのすべてが学びなのだ。 子供をもとうがもたなかろうが、自分は自分。 子供がいないからだめとか、いるから良いということではなくて、そこから何を学ぶかなのだと思う。 生きることの意味はなにかと聞かれたとき、以前の私はよくわからなかった。 今なら、「学ぶこと」だと言える。 どんなことからも人は学んでいる。 なにかを成し遂げて学ぶこと、成し遂げられず学ぶこと、何もしないことからも学ぶことができる。 学ぶことの面白いところは、辛ければ辛いほど学ぶものが大きいところだ。 そこで学んだことは、人を強くして、視野を広くして、次の学びが楽になるようにしてくれるのだと思う。 今はまだ、この妊娠が最後までトラブルがないかはわからないし、これからの人生で思ってもいないことが起きたりするかもしれない。 でも、どんなことがあっても、そこからいろいろなことを学んでいこう。 なんだかんだあっても、人生は楽しい。 子供にこれだけは伝えたいということがあるとすれば、私はこのことを伝えたいなと思う。
by sima-r
| 2009-05-20 20:52
| Maternity
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るい 33歳女子。
<家族> 夫 (スペハズ) 息子(ピースケ) 猫 (おひげ) 今日のピースケ
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