生活チープサイド

高楼方子トークセッションへ

e0098856_23333588.jpg先週の金曜は、高楼方子(たかどのほうこ)のトークセッションのためにジュンク堂へ。
今回は、「『十一月の扉』を朗読する」というテーマだった。

高楼方子は、『ココの詩』、『時計坂の家』などの長編や、絵本を中心に書いている児童文学作家だ。
初めて見る高楼さんは、上品でおとなしそうだけれど、芯は強そうな人だった。
声がかわいらしくて、朗読のときは声優のように声色も上手に変えていた。

『十一月の扉』は、深まっていく秋の情景や、思春期の女の子の気持ちが美しく描かれた物語だ。
大人になるにつれて忘れていたようなこと。
初めて一人で喫茶店に入ったときの緊張と晴れがましさ、バスのいちばん前に座って見る景色、大人っぽいノートにつづる秘密の物語・・・。
読み直すと、少し気恥ずかしいようななつかしさがある。

『十一月の扉』が1999年に発表されて以降、長編は出ていなかったのだけれど、トークセッションの最後に嬉しい報告があった。
来年2月、福音館から長編の新作が出るみたいですよ!
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# by sima-r | 2006-11-15 23:38 | Books

解説しないということ

日曜日は、なっつんに借りたまんがを読んでいた。
玄関のドアを一回も開けなかった一日であった・・・。
勝ったよ僕!(世の中に)


入江亜季という人の描いた『群青学舎』の中の、「森へ」という話がとてもよかった。
セリフは最後にたった一言あるだけのサイレントなまんがなのだけれど、葉の一枚一枚まで克明に描かれた森の中の描写がとにかくすばらしい!
森の中で起きている不思議なこと。
大木が倒れ、キノコの菌糸が伸び、葉陰に小さな足跡がある。
1回読んだだけでは見すごしてしまうようなことがたくさんある。

これは、意味を解説してはいけないまんがだと思った。
何が描いてあるのか、何を伝えようとしているのか、言葉にしたら嘘になる。
このコマは○○が隠れています、ここでは○○を表現しています、と言ってしまったら、もうそこしか見えなくなってしまう。

安野光雅の「旅の絵本」というシリーズがある。
各国を旅する旅人が歩く道中に、その国ゆかりの童話や名画などのワンシーンがちりばめられている絵本だ。
いかにも何かの一場面らしいのに何かわからないでいて、何年かたってから「ああ、あれはあの絵本のシーンだ!」とわかったりする。

これが、たとえば巻末に、どの絵がどの出展だったのかと解説されていたとしたら、何回も開く楽しみがなくなってしまうだろう。
何も解説がないからこそ、飽きずにもう一度眺めたいと思うのだ。


この日記を書くにあたって、福音館のサイトを見たら、ブックカバーがダウンロードできると知って悶絶。
すっごいかわいい~。
山脇百合子さんの絵って、ぜったい魂にすりこみされてると思う。
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# by sima-r | 2006-11-15 23:10 | Books

ゆずくずゆ。

土曜は、よーちんと新宿でランチ。
ランチ後合流したなっつんと3人で、いろいろ話す。
よーちんの悩みを聞いていたはずが、自分にもいろいろあてはまったりするので、別れた後もいろいろ考えた。

お茶をしに入ったろいすのメニューの「ゆずくず湯」を見て、よーちんが「ユズクズユ!ユズクズユ!」とうれしそうに連呼していた。
こういうこと言うと彼に怒られちゃうんだよ、と言っていたけれど、むしろそういうところこそよーちんの魅力なのでは!と思った。


しかし、ユズクズユ。
声に出したい日本語じゃないですか?
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# by sima-r | 2006-11-15 22:36 | Days

麻婆茄子(XO醤)

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帰り道、「今日の夕飯はマーボナス的な何かだよ~」と予告メールして作ったもの。

しかし、できあがった直後に夫から飲み会だとの連絡が!
営業マンは大変だなあ。
営業マンの妻も大変だなあ。

というわけで、明日のお弁当が豪華になりました。

<材料メモ>

・ ナス      3本
・ ピーマン   1個
・ 長ネギ    半分
・ しいたけ   3枚
・ にんにく    2かけ
・ しょうが    小指の爪くらい
・ 豚ひき肉   120グラムくらい
・ 豆板醤    小さじ1
・ 甜面醤    小さじ1
・ XO醤     少量
・ 塩       少量
・ みりん     適量


YOUKIの醤関係は無添加でおいしいです。
甜面醤なんて、べろべろなめたいくらい。
XO醤は今回初めて買ったのだけれど、なんか、エビが勝ちすぎている・・・。
白菜とシイタケのスープに「隠し味!」と思って入れたら、まったく味が隠れなかったので、使い方を勉強しようと思います。

YOUKIのサイトは、レシピが充実していてオススメ!です。
 
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# by sima-r | 2006-11-15 22:21 | Foods

梨のワイン煮

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読んでいた本に、「梨のワイン煮」が出てきたので想像で作ってみた。

<材料>

  梨     (ちょっと古くなったもの)1個
  白ワイン (適量)
  砂糖    (少量)

すごく適当に作ったのに、案外おいしくてびっくりした。

ちなみに、「梨のワイン煮」が出てきた本は、アニータ・ブルックナーの『異国の秋』です。
この間読み返した前田京子の『お風呂の愉しみ』にも、「白ワインでさっと炊いた梨」が出てきて憧れたなあ。
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# by sima-r | 2006-11-02 00:07 | Foods

10月の読書

季節ごとに、読書のテーマを決めている。
基本的に乱読志向だけれど、ほうっておくと得意な分野(ファンタジー・子どもの本)ばかりに偏ってしまうので、気が向くごとに「今年の春のテーマはSF!」「夏のテーマは妖怪!」というように決めて、なるべくそれに沿った本を多めに読むのだ。

これまでのテーマは、
「SF」 「妖怪」 「中国」 「女流」 「美しい日本語」 「ファンタジー解禁」 「恩田陸」 「村上春樹総再読」 「少年犯罪」 などなど。

この秋のテーマは、「翻訳」。
国を決めてしまうとカラーが濃くなってしまうので、あえて「翻訳もの」、と幅を持たせてみたら、幅が広すぎて全然まとまらないけれどなかなか楽しい。

今月読んだ中でよかったのは、ルーマー・ゴッデンの『すももの夏』。
大人になっていく途中の、13歳の女の子の心情がすごくリアルだった。
イギリスからフランスへ来て、美しい姉への複雑な嫉妬、母親が病気になってしまった恐怖、滞在先のホテルで出会う人々の大きな秘密、自分が大人になってしまう戸惑い・・・。
そんなものに押しつぶされそうになったとき、彼女を救ったのは「イギリス風のバタつきパンとあたたかい紅茶」だけだったのだった。
この、バタつきパンが出てくるシーンは、何気ないシーンだけれどほんとにいい。
作者は、食べ物が人を救う瞬間を、ちゃんと知っている人だなと思った。

あとよかったのは『チボー家の人々』だけれど、これはまだ2巻までしか読了していないので感想は読了後に。


■今月読んだ本■

『誕生日の子どもたち』 トルーマン・カポーティ/村上春樹訳
『チボー家の人々』(2) ロジェ・マルタン・デュ・ガール/山内義雄訳
『すももの夏』 ルーマー・ゴッデン/野口絵美訳
『異国の秋』 アニータ・ブルックナー/小野寺健訳
『恐怖の谷』 アーサー・コナン・ドイル/小林司・東山あかね訳
『七つの封印』(1) カイ・マーヤー/山崎恒裕訳
『父・こんなこと』 幸田文
『リヴァイアサン』 ポール・オースター/柴田元幸訳
『偶然の音楽』 ポール・オースター/柴田元幸訳
『ティンブクトゥ』 ポール・オースター/柴田元幸訳
『空腹の技法』 ポール・オースター/柴田元幸訳
『翻訳教室』 柴田元幸
『翻訳夜話』 村上春樹・柴田元幸
『東京するめクラブ・地球のはぐれ方』 村上 春樹 ・吉本 由美 ・ 都築 響一

■今月読んだまんが■

『働きマン』(3)
『PLUTO』 (1)~(3)
『もやしもん』(1) 石川雅之
『花田少年史』(1)~(2) 一色まこと
『不思議な少年』(1) 山下和美
『BLEACH』(1)~(9) 久保帯人
『3年奇面組』(1)~(6) 新沢基栄
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# by sima-r | 2006-10-31 23:59 | Books

ムツゴロウ動物王国へ

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夫とともに東京ムツゴロウ動物王国へ。

フレンチブルドッグのクウの子らが、すごく育っている。
ブサイクかわいい~。
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# by sima-r | 2006-10-29 23:50 | Animal

柴田元幸トークセッションへ

仕事帰り、柴田元幸のトークセッションへ。

今回は、「ポール・オースターの新刊を語る」というテーマだったので、今月はオースター関係を強化して読んでいた。

初めて見る柴田氏は、想像より小柄で、そして想像と同じようにいい人!だった。
せかせかと店に入ってきて、そして挨拶も何もせずにすぐに本を手にとって話し始めるあたり、きっと授業でもこうなんだろうなあと思って微笑ましかった。

話は、朗読を交えつつ1時間半ほど。
「オースターを訳していなかったら、かなり僕の人生は変わっていたと思う」
という言葉が印象的だった。

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新刊の『ティンブクトゥ』は、人間の言葉を理解する犬、ミスターボーンズの物語だ。
飼い主である詩人と死に別れて、ほかの人間との出会いがありつつも、ミスターボーンズは詩人が夢見ていた天国、ティンブクトゥを目指す。
犬が主人公というだけで泣いてしまうのだけど、やはり最後はちょっと泣けてしまう。
表紙もかわいいし、これは売れるのでは・・・と思った。

いっしょに行った義母もとても楽しかったようで、嫁としては合格点だっただろうか。
トークセッションの後、義父と夫と合流し、パルコの「ぱいかじ」で泡盛を飲んで帰宅。
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# by sima-r | 2006-10-28 00:29 | Books

アカバナー

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育てていたハイビスカスが咲いた。

今日は東京は雨。
花びらがぬれて美しい。
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# by sima-r | 2006-10-24 23:11 | Days

ムツゴロウ王国 第4回ティーチイン

昨夜は、ムツゴロウさんの第4回ティーチインへ。
あきる野にある「東京ムツゴロウ王国」での講演だ。

5回ともすべて参加しているけれど、今回もすばらしかった!
ムツさんの動物への愛情に、聞いているこちらもいつも胸が熱くなる。

「命と命がぶつかるとき、そこにテクニックがあってならない」
というムツゴロウさんの信条は、「犬を吠えなくするには?」「噛まなくするには?」というハウツーばかり求める現代の飼い主に、もっと知ってもらいたいなと思う。
吠えなくする、噛まなくする方法はある。
でも、それよりも何よりも、「その子を抱きしめて、いっしょに困ってあげてください!」と、ムツゴロウさんは言うのだ。

それが愛情だし、それがいっしょに生きるということなんだなと思った。


今、東京の王国は運営会社が倒産するなどして、経営が厳しいのらしい。
いのちを扱う場所だからコストはかかるし、屋外の施設が多いので来場者数が天候に左右されやすいなど、難しい面もある。
でも、あの、犬や猫や馬たちのほんとうに愛されて幸福そうな顔を、もっといろいろな人たちに見てほしいと思う。
動物は絶対に嘘をつかない。

この、生命溢れる地球に生まれてきて、人間としかコミュニケーションしないのは、なんともったいないことだろう。
種族を超えて感情をわかちあい、愛しあうことができれば、どんなに素晴らしいことだろう。
外国語を学ぶのもいい、でも、犬の耳の向きが示すこと、猫のしっぽの動きが教えること、またがった馬が自分の意をくんで走ってくれたときの喜び・・・。
そういったことが、どんなに人生を豊かにしてくれることか。

そういうことを教えてくれる数少ない場所として、ムツゴロウ王国をこれからも応援していきたいと思う。
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# by sima-r | 2006-10-21 14:14 | Animal



日々思うこと。
るい 33歳女子。
<家族> 
夫 (スペハズ)
息子(ピースケ)
猫 (おひげ)
今日のピースケ
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