生活チープサイド

<   2009年 01月 ( 3 )   > この月の画像一覧

クロマニヨンズライブ@さいたま市民会館大宮

職場がフレックス制(前日までに申請すれば、出勤・退勤時間自由)になったので、4時半上がりで大宮へ。
ひさびさの一人参戦です。
市民会館までの道、よくおぼえていなかったけれど、近づくにつれて皮ジャン率が上がるので迷わずに行けました。

席位置は28列目のまんなかあたり。
後ろから5列目くらいなので、これまで見た中でいちばん遠かったけれど、でもじゅうぶんに楽しめました。
開演前、会場を見渡しながら、去年のケイブツアーのファイナルがこの会場で、そしてヒロトと握手(指だけだけど)できたんだったなあ、となつかしく思い出しました。
あのとき、「ありがとう」しか言えなかった私。
きっと今もしヒロトに道で会っても、ありがとうしか言えない気がします。

セットリストは下記のとおり。
(レッツゴー宇宙とキラービー、順番反対かも)

ゴーゴーゴー
エイトビート
ぼうふら
独房暮らし
ギリギリガガンガン
ニャオニャオニャー
自転車リンリンリン
スピードとナイフ
ジェームス・ディーン
エレキギター
グレート
くじらなわ
海はいい
渋滞
たこあげ大会
レッツゴー宇宙
キラービー
歩くチブ
紙飛行機
タリホー

<アンコール>
ナントカドン
土星にやさしく
弾丸ロック
クロマニヨン・ストンプ


最初、速い曲を一気にたたみかけるのはこれまでのライブと同じ。
ゴーゴーゴーが1曲目になって、より疾走感が出た気がします。
ギリガンが終わって一息ついて、ヒロトいわく。
「去年の秋頃、『大宮』というアルバムを出しました!」
後ろを振り返り「FIRE AGE」と書かれた看板?を見て「あそこにもOOMIYAと書いてあります。なにぶん学があるので、古代ヘブライ文字で書いてあるんだけど」
これ、ほかの地方でも言っているんだろうな・・・。「SAPPORO」とか・・・。

途中、楽器を取り替えに来た?スタッフさんが引っこんだ後、「あいつサミーっていうんだぜ」とヒロトが言うと、すかさず会場から野太い男子の声で「サミー!」コール。
それを聞いて、「大宮あったけえなあ!!」と笑うヒロト。

そういえば、マーシーが後ろ向いてチューニングしているとき、ヒロトが「チューニングはとても難しくて、世界でも3人しかできる人はいないんです」と言っていました。
マーシーを「一人!」と指すと、会場から拍手。
もう一人、最前列のお客さんを指差して、「なんかあったとき頼むな!」と笑うヒロト。いいなあ~。

チューニングといえば、そのあとのチューニング中、ヒロトがマーシーのチューニングを「邪魔する?」と言って、変な擬音で邪魔しようとしていました。子供?
チューニングが終わって戻ってくるときのマーシーはにやにや。ほんと仲いいんだなあ。

スピードとナイフは、CDと全然違っててかっこよいです。
コビーのベースが、CDは淡々としているけど(でもそれも好きだけど)、ライブだとエッジが利いててイントロからして違う曲みたい。
ジェームス・ディーン、エレキギター、グレートの3曲の流れはおぼえやすいなあと毎回思います。
ジェームス・ディーンの歌詞で「エレキギターで王様だ」と言ってて、それからそのものズバリ「エレキギター」をやって、1stアルバムつながりで「グレート」。
クロマニヨンズは、わりとアルバムの並び順どおりにセットリストを組むことが多い気がします。

今回のくじらの引っ張りワードは、前列のお客さんの名前から。
前の方は面白いかっこうの人が多かったらしく、「気が散りそうです」と言うヒロト。エロいお姉さんでもいたのかしら。
引っ張りワード、「どんな3文字がきても関係ないんだ、どんな3文字でもそんなに差はない、盛り上がりに」と言っていたヒロト。
でもやっぱ、私としてはお客さんの名前よりもご当地ワードがいいなあ。

その後、「海はいい」!
横浜までのセットリストではやらなかった曲なので、初めて聴けてうれしかったです。
リズムも曲調も他の曲と違うので、なんだかお得な感じ。
全体に、FIRE AGEはコビーのベースがメロディっぽくなったなあという印象だけれど、この曲はコビーなしに語れません。

そして「渋滞」!!!
曲に入る前に、ヒロトがハープの試し吹きを「メリーさんのひつじ」でやっていました。
そして、「LPにもCDにもカセットテープにも入っていない曲をやります」と言って始まる渋滞。
ここでCDが最初じゃなくてLPを最初に言うあたりに、ヒロトの音楽観があるなあ~。

しかし、なんか毎度書いていますが、ほんと渋滞はかっこいい!!
私の中の、「クロマニヨンズ・ベスト・オブ・投網ソング」(投網を投げるポーズがはまる曲の意)です。
(ちなみに次点の投網ソングは「うめぇなあもう」と「土星にやさしく」です)

そうそう、今回のアンコールは「土星にやさしく」でした。
やると思っていなかったのでうれしかった~!!
ワッショイ!のところで、とても気持ちよく投網を投げてきました。

いつのMCだったか、「なんかしゃべって!」と客席から言われ、ヒロトが思わず笑いだして「ええ、最近はいろいろありますね、オバマとか、あさ、あさあさあさあさ朝青龍とか」と言っていました。
そして、「オバマのテーマソング」と言ってアメリカ国家のメロディで「オバマーマーマーマー」と歌うヒロト。会場は手拍子。
次に君が代、そしてイギリス国歌(たぶん)で歌って、「すべての国歌の歌詞がオバマに!」というヒロト。ばかです。

チブのあとの、いつもなかなか終わらないで気を持たせるところで、ヒロトはまた織田裕二の「キター」をやっていました。
客席からのリクエストだったのだけど、ほかにも大友康平とかの真似もしていたな・・・。
「お、おにぎりが好きなんだな!」とか。

アンコールの「ナントカドン」は、マーシーの弾き方がかわいかったです。
体を前後にゆすっていて、曲調に合っていました。
ヒロトはずっとツイストを踊っていました。あの体型と髪型にツイスト、似合う~。

そういえば、ヒロトがアンプに足かけて乗り出すと、照明のかげんでホールの左右の壁にヒロトの影が映って、それがかっこよかったです。
なんか、膝がくっきり直角で長くて、オカマかぶったみたいな髪型もマンガっぽくて、アメコミっぽかったな・・・。

「また来るよ!」ってヒロト、言ってた。
ロックンロールをやりに、楽しいことやりに。
たぶん、この人たちはずっと変わらない。
変わらなすぎて離れる人もいるだろうし、忘れる人も批判する人もいるかもしれない。
でも、思い出して振り返ったとき、彼らはいつでも同じことをやってくれてる。

私にとって、ヒロトはずっと「クマのプーさん」だ。
クリストファー・ロビンが成長してしまって、もうぬいぐるみ達と夢の森で遊ばなくなったとしても、プーはいつでもあの森にいる。
クリストファー・ロビンが会場に行けば、そこではプーたちがいつでも楽しいロックンロールをやってる。
永遠に。

だから、私はずっとこの人たちのライブに行こう。
人生の中で、遠くなったり近くなったりしながら、この人たちをずっと目撃していこう。
そう思いました。


次の参戦は1/31、千葉です!
[PR]
by sima-r | 2009-01-28 22:03 | クロマニヨンズ!

ロックンロールは変わらない

昨日は、母の誕生日だった。

生きていたなら64歳。
去年のこの日は、母宅へ行ったのだった。
背中が痛くてたまらないという母のために、アロマテラピーの精油やキャリアオイルを一式持って行って、マッサージをしたのだった。

あれから、たった1年。
母の背中の痛みが、末期のすい臓がんのためだと知るのはまだ2か月くらいあとのこと。
人生なんて簡単に変わる、ことを知った。
私は、母のためにたくさん泣き、ぶっこわれ、案外とがんばり、燃え尽きて、そして今、母を喪ったことから立ち直ろうとしている。
人生なんて、ほんとうに一瞬で変わるものだ。

昨日、私はクロマニヨンズのライブで大宮に行っていた。
去年の今頃も、同じようにクロマニヨンズのライブに行きまくっていた私は、去年の母の誕生日、ひさしぶりに母と二人きりになって話す話題に困り、なんだかずっと音楽の話ばかりしていた。
ボブ・ディランの話をした。
私がディランの「ディ」の音にアクセントを置いて発音したら、「ラン」にアクセント置いて発音しないと通からバカにされるよ、と言われたりして。
ブルースハープを吹いてみたいと言ったら、母の友人で教えている人がいるから習うといいと言われた。
その人、ブルースハープを教えている浅見さんは、母の病気がわかってから何度もお見舞いに来てくれ、演奏もしてくれた人だ。
でもそのときはまだ顔もわからなくて、私は母と距離を置きたかったから曖昧に言葉を濁していた。
そして母は、そんな私に、エリック・クラプトンの本とロックの歴史の本をくれたのだった。

私はずっと本読みだったから。
音楽が好きになった今も、私にとって最高の娯楽は本を読むことだ。
でも、音楽が好きになって、私の世界は広がった。
違う言葉が話せるようになったみたいだった。

病院で、ロック系のTシャツを着ていた私に、母が言った言葉。

「ロックな人になりなさい」

ロックが何か、私はまだよくわからないけど、でも、これだけは言える。
ロックンロールは、突破口だ。
ヒロトとマーシーが、10何年か前に私の世界に風穴をあけ、そして塞がりかけたその穴に、また新しい風を吹き込んだように。
ロックンロールは、ずっと変わらない。
ヒロトとマーシーが、あの頃からずっと変わらないでいるように。
その衝動は、たとえどんなに眠っているように見えても、くそまじめな格好をしていても、大人になってしまっても、そこにあり続ける。

クリストファー・ロビンが大人になってしまっても。
振り向いたらそこにある。
いつまでも、そこにいる。
100エーカーの森で、クマのプーさんと手をつないで。
[PR]
by sima-r | 2009-01-28 21:51 | Mother

近況

しばらくゆっくりしていました。

日記を休んでいたあいだは、本を読んだり、借りっぱなしだったまんがを消化したりDSやったり、ギターを練習したりしていました。
そう、年末に父宅に掃除に行って、まんまと父のクラシックギターを持って帰ってきたのでした。
全然弾かれていなくて、かわいそうに弦も切れてしまっていた気の毒なこの子を、しばらくはうちでかわいがってあげようと思います。
ラミレスという人の作ったギターなので、命名は「ラミ子」…。ネーミングセンスなくてすみません。

今は、ブルーハーツの「チェイン・ギャング」、「パンクロック」、ハイロウズの「日曜日よりの使者」を練習中です。
これ、コードがCとGとFの3つだけおぼえれば弾けるのです!
このあいだ友人ちま宅でFを初めて押さえた時は全然できなかったのに、今はなんとかできるようになってきました。
「ジャララーン、ぼく、パンクロックが、好きだ~♪」
気分はもうヒロト。(でもピックがうまく使えないので、親指で弾いてるんですが)
楽しい~。

さて、先月からぼちぼち読んでいた田口ランディのエッセイ『聖なる母と透明な僕』を読み終わりました。
田口さんが、去年お父さんを肺がんでホスピスで亡くしていたというのを初めて知りました。
最後のほうに載っている「阿弥陀グッド・ジョブ」での父死後の感慨のところ、本当に読んでよかった。
田口さんは私ではない。
だから、私と同じことは思わないし全部に共感するわけではない。
でも、「次第に携帯電話を置き忘れてしまう」というところとか、すごくわかった。

携帯は、ずっと命綱だった。
在宅の先生も、大学病院も、ホスピスも、ケアマネさんも、詩集の出版社も、引越しの連絡も、母の友人も、自分の友人も夫も。
全部をつなぐ細い糸だった。
去年だけで、携帯のコンセントつき充電器を3つ買い、電池で動く充電器も3つくらい使った。
いつもポケットに携帯を入れて、いつも心の何パーセントかで携帯がふるえないか気にしていた。
そして昨日、私はほんとうに10か月ぶりに、携帯を家に忘れた。
やっと、ここまで来た。

あと1年後、私はどうなるんだろう?
何を感じるんだろう?
そういうことを思って不安になるとき、私より先を歩いた人の気持ちをこうして読んだり、話を聞くのはとてもいいことだと思う。
人の数だけ家族があり、感じ方も違うけど、でも、どこかでつながっている。

そして、いまの私の状態はといえば、12月までの暗い暗い時期は何とか抜け出し、今はぽかーんとしている感じ。
母の死後、お花を供えるのも水をあげるのもできないでいたけど、最近はようやく花を切らさずに供えたりできるようになりました。
大声で泣くこともなくなり、ただときおり(なぜかお風呂のときが多い)じわっと泣くくらい。
こうしてみると、時間ってちゃんとたっているんだなあ~。

さて、そんなこんなで1月も後半戦。
またしばらくおつきあいください。
[PR]
by sima-r | 2009-01-21 00:39 | Days



日々思うこと。
るい 33歳女子。
<家族> 
夫 (スペハズ)
息子(ピースケ)
猫 (おひげ)
今日のピースケ
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧