生活チープサイド

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11月の読書

11月はとにかく、東京ムツゴロウ動物王国とクロマニヨンズの月でした。
どちらにも全力投球したので悔いはないのですが、本がなかなか読めなかった月でもありました。

読んだ数が少ないので、小説でいちばん、というのはないのですが、よしながふみの『あのひととここだけのおしゃべり』は面白かったです。
BLまんが家であるよしながふみが、まんが家や小説家、まんがに詳しい料理研究家などと対談した対談集なのですが、私より少し上世代の彼らのまんが体験を読むのは、「あー、わかるわかる」と「へー、そうだったんだー」がかわるがわるやってくるようで面白かったです。

「男の人って、『綿の国星』をわかりたがるよね」
「やおいとは関係性に萌えること」
というところには、膝を叩いて納得。

大笑いしたのは、三浦しをんが紡木たくのまんがについて「また心臓がトクン…っていってる」と思って大嫌いだったというところ。
私もそうだったなあ。
いまだにもろ恋愛もの(笑いどころのない直球せつない系)はマンガもドラマも小説も苦手な私は、これを読んで一気に三浦しをんにシンパシーを感じました。

今月読んだまんがでは、ジョジョがいちばん熱かったです。
まだ主人公2代目の途中なんですが、いろんな意味で熱すぎる!!
これもまた、声に出して読みたいまんがでした。
「お前は今までに食べた食パンの数を覚えているのかー!!」

あと、『銀河宅配便マグロ』、よかったです。
なっつんが、「シュールなときもあるから、無理しないで面白くなかったらそれでいいから・・・」と遠慮がちに貸してくれたのですが、これは素直に大笑いできて大好きでした。
おおひなたごうは、『おやつ』が正直シュールすぎて(というか一発系すぎて)コなかったのですが、こうやってストーリー性があると誰でも入れていいなあと思います。

■11月に読んだ本 9冊

<小説> 4冊
『邪魅の雫』京極夏彦          榎さんのかつての恋人登場
『東京奇譚集』 村上春樹       春樹を読み慣れてる人なら面白い
『GOTH 僕の章』 乙一        これ前作もあるのか
『暗いところで待ち合わせ』乙一    着想面白い。ラストが都合いい

<その他> 5冊
『あのひととここだけのおしゃべり』よしながふみ 少女まんがオタクBL対談!
『ムツゴロウの猫読本』畑正憲      野生の猫にさわる方法とか超勉強になりました
『近頃、気になりません?』新井素子  もとちゃんの愛夫エッセイ
『ホームレス中学生』田村裕       美談オンリー
『金魚三昧』創刊号             待ってました!科学的金魚飼育雑誌
        
■11月に読んだまんが 62冊

<少女> 42冊
『プライド』(7)~(8)一条ゆかり          ガラカメ好きの血が燃える
『Natural』(5)~(11)※再読 成田美名子  うーん、もう一声!
『恋愛カタログ』(32)~(34)永田正実      友達カップルを見るようなしみじみ感
『高校デビュー!』(1)~(9)河原和音※再読 これ読むとほんと元気出るな~
『悪魔で候』(1)高梨みつば※再読        hideはかっこいいな~
『ラブ☆コン』(1)~(15)中原アヤ        背高女子はいろいろ大変なんですよ
『いたずらなKISS』(1)~(5)多田かおる    やっと入江君の話ができるようになった

<少年> 8冊
『ジョジョの奇妙な冒険』(1)~(6)荒木飛呂彦   URRRRRRRRYYYY!!!!
『BLEACH』(29)~(30) 久保帯人      なんで一対一で戦うのかしら

<その他> 12冊
『リアル』(6)~(7)井上雄彦           毎度ながら泣きます
『ちむちむ☆パレード』鈴木志保         ぬいぐるみの話はいつ読んでも大泣き
『海獣の子供』(1)~(2) 五十嵐大介     ジンベエザメと泳ぐシーンは一見の価値あり
『銀河宅配便マグロ』(1)~(2)おおひなたごう あげもんになったところで大爆笑(五七五)
『平凡ポンチ』(3)~(4)朝倉ジョージ       無茶苦茶だけど力技でせつない読後感
『永沢君』さくらももこ                 まるこ読み直したいなあ
『ぼくらの』(1)~(2) 鬼頭莫宏          暗すぎて腹立った
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by sima-r | 2007-11-30 23:59 | Books

引き続きクロマニヨンズ

絶賛クロマニに大ハマリ中です。

今日、1/7(月)の渋谷AXでのライブチケットをゲットしてしまいました。
仕事してても、「12/18の横浜ブリッツ、火曜だけど仕事終わってソッコー行けば間に合う? 新高島で降りずにあえて横浜からタクれば・・・、いや待て、ライブハウスにコート着て入るのもアレだ、ロッカーを探す時間を5分として・・・、ああでも絶対後ろになっちゃうしなあ・・・」というようなことばかり頭をぐるぐる回り、友人ちまに仕事中メールを何通も送りつける私。
そして、ヒロトとマーシーが夢に出てきたことを自慢しあう、精神年齢中学2年の我々。
帰ってからも、youtubeでクロマニ動画を検索しまくっていました。


いやほんと、今月、ほんと本読んでないです。
ていうか、来週はメイ嬢とラブサイケデリコライブなわけですが、予習間に合ってないし!
まあ、ラブ子は予習してもどうせ歌えないんだけれども。

でも、30すぎてこんなに好きで楽しいことがあるなんて、やっぱ人生は面白いなと思います。
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by sima-r | 2007-11-29 23:27 | クロマニヨンズ!

ザ・クロマニヨンズライブ@中野

11/26は、待ちに待った、ほんとうに心から待っていた、ザ・クロマニヨンズライブ

仕事を鬼のように早く終わらせて中野へ。
友人ちまに「楽しみすぎて楽しみ死にする!」とかわけわからないメールを送り、「死ぬな!」と返され「俺死なねえ!」と、クロマニの歌詞で返す車中。

青森までツアーを追っかけているちまたんは、前日の中野も参戦している。
ツアーTシャツを私の分も買っておいてくれたので、会場内で着替えて準備は万端。
アルバム2枚、かなり聴きこんだけど歌詞が全部入りきらなかったので心配だったのだけれど、ヒロトたちが出てきたとたんそんなのは吹っ飛んだ。
全部歌って、突っ込んで、飛んで暴れて、汗だくで、腕も上がらなくなって。

「生まれる前から待っていた今日が、始まってしまいました!」とヒロトが最初に言った。
ついに今日が来てしまったから、これからの何時間か、精一杯楽しもう、と。
それを聞いて、ああ、ヒロトも私と同じなんだなと思った。
ものすごい楽しみで早くライブの日が来てほしかったのに、当日になったらなんだか怖くなった。
会社の昼休みにあと6時間でライブだと思ったとき、誰かに時間を止めてほしくなった。
楽しみすぎて怖い、終わってほしくない、いつまでも待ち続けたい。
そんな気持ちを、ヒロトもマーシーもきっとすごくよく知っているのだなと思った。

『ギリギリガガンガン』、『東京ジョニー』までは曲順を覚えようと思っていたけれど、それ以降はすっかり頭のねじが飛んで、ぜんぜん時系列で思い出せない。
ライブの後ちまたんと祝杯を上げている時、「『ゴーロマンス』の、「あー」ってとこでのたうってたね」とか「『くじら』でマンガひっぱったとき、人間以外のモノになってたね」とか言われたところを見ると、私、相当ぶっとんでたんだなあ。
だって、絶対中野では「マンガ」をひっぱると踏んでたので、ヒロトとシンクロしたみたいでうれしかったんだよー!!
マシマスキーなちまたんは、マーシーのソロのあたりでは、無意識にだろうけどものすごい身を乗り出していて、周囲の人と全然違うところで突っ込んでいた。

以下、忘れないうちにヒロト語録。

「友達の友達が…チャウセスク」
「友達の友達が…陸軍中野学校で薬とかの勉強をしてる」
「(ペットボトルの水を飲んで)これ、なんとか還元水。高いよ」
「おれブス好きだよ」
「照れくさいからこんなしゃべり方してるけど、ほんとに今日はうれしいんだ」
「(今日は月曜日なので)『ストーミー・マンデー』という有名な曲があって、月曜は最悪で、火曜はもっと最悪で、水木とどんどん最悪で、金曜ですっからかんになって、でも土曜日には遊びに行っちゃう、というそんな歌があるけど、今日の月曜がこんな最高でよかった」
「中野には『むし社』という出版社があって、『月刊むし』とか、本だけじゃなく採集針とか菌糸瓶とか、菌糸瓶って知ってる? 標本とかがあって、よく行くんだ」
「(ズボンの中で位置を直しながら)あのねえ、この中は見えないけど大変なことになってんの!こっちいったりこっちいったりしてて、最適な位置ってもんがあるの!」

『くじらなわ』という曲は、「くじら、ひっぱってひっぱって…」という歌詞なのだけど、その「くじら」にあたる3文字を、ライブ開催地のご当地3文字にするのが定番だ。
それを楽しみにしていた最前列のお客さんが曲の前にヒロトに何か呼びかけたらしく、「順番ってものがあるんだよ」と前まで行って「ちょっと集中的に説明するよ」と言って説明していてうらやましかった。
「あのね、こう、ワーッとなって盛り上がるだろう? それからやるから楽しいんだよ」と。
説明された人、その夜は寝れなかったろうな~。うれしくて。
あと、『むしむし軍歌』で、ヒロトが最後までしつこーく歌っていて、涙をぬぐうまねとかしてたのもかわいかった。
『チンパンマン』も、この曲はほんとバカでかわいくて好きなので、「マン!」って一緒に言いたかったので言えてハッピーでした。
『悲しみのロージー』は、この曲めちゃくちゃヒロトがセクシーで、最初に聴いたときはびっくりしたのだけれど、やっぱ生で聴くとしびれました。
ていうか、ヒロトをセクシーと思ったのって、ブルハとハイロウズ合わせても初めてだった。
そういうのも、クロマニヨンズならではの魅力なのかも。

『ゼロセン』の中で、ヒロトがちょっと気合入れる声があって、そこが私は大好きなのだけど、そこが生でクリアに聴けたのもうれしかった。
『夢の島バラード』は、ヒロトの声が好きでたまらない私にとっては、最初のアカペラは涙ものだった。
なんであんなビオラみたいな声が出んだろうヒロト。
最後のほうでやった『紙飛行機』では、ヒロトがちょっと息切れしている気がして心配になったけれど、アンコール1曲目『いきなりくる』のブルースハープはすごいかっこよかった。
そして大好きな『歩くチブ』。(歌詞が「全身恥部」とすごいんですがテンション高くてかっこいい曲です)
念願の「チブ」コールできて最高でした。
そしてラストの『あさくらさんしょ』は素晴らしかった。泣いた。

ああ、こんなにいっぱい書いているけれど、とにかくここに書ききれないくらい最高で、楽しくて、素晴らしかったのです。
ヒロトの面白い動き、神業のブルースハープ、マーシーの腕の上げ方、ドラムのカツジの天才ソロ。(ベースのコビーは・・・ごめん、見る余裕なかった)

そうだ、私カツジけっこう好きだなあと思った。
生で聴いて、私が突っ込んでいきたいのは、カツジのドラムのポイントが多かった。
周囲のお客さんたちもものすごい暴れているわけだけれど、手を振り上げるタイミングが、ほかの人はわりとヒロト寄りというかコーラスに合わせている人が多いのだけど、私はカツジがかっこいいところでガッツポーズしていた気がする。
(そしてマシマニアちまたんは、隣でもちろん真島パートでネジネジになっているわけです)
ヒロトのMCでオチがすべると、カツジがバスドラとスネアでドコドンっと突っ込みを入れていたりするのもよかった。
あと、『レフュージア』の最初のところのドラムが好きなのだけれど、ライブだとCDよりいっそうバスドラがねちっこくてこれもしびれました。

そして、ライブの後に、ちまたんとビールを飲みながらギャーギャー話した。
なにせテンションが上がっているから、どっちかが歌うと二人で歌って突っ込んで踊って、という感じ。
「土星は、ひいてひいてひいて、ワッショイ!のとこで、こう、投網を投げるようにね!」「大漁な感じだよね!」とか、もう完全に酔っ払いな我々。
ヒロトのハイロウズ時代のラップの曲、「オクラホマ」をちまたんが携帯で聴かせてくれて、それがあまりに面白くてついつい二人で「そうですかー」と声を合わせて歌ってしまったり。

楽しくて、楽しくて、帰り道もずっと『土星にやさしく』が頭を回っていた。
ほんと、ヒロトの時代に間に合ってよかった!!

帰るともう12時過ぎてて、とりあえず布団になだれこみ、今朝起きたらめちゃ声は枯れてるし指には打ち身ができてるし、首は右に曲がらないし腕も上がらず前屈ができなくなっていました。
でもそういうのも全部うれしい。
そういうものなんです。
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by sima-r | 2007-11-26 21:41 | クロマニヨンズ!

東京ムツゴロウ動物王国 最後の4日間。

11/22~25は、ムツゴロウ王国に4日連続訪問して、最後の別れを惜しんできました。

11/22(木)は平日だったのだけれど、ムツゴロウさんの「あきる野夜話会」(2時間の講演)があったので、会社をサボって訪問しました。
ムツゴロウさんの話を聞いたあと、北海道ツアーで仲良くなったユミちゃんが私の分まで色紙を買ってきてくれたので、それにうちの猫ヒゲムラ氏の似顔絵とサインをムツさんに描いてもらいました。
さすがムツ画伯、あっというまにおひげの特徴をつかんで、すてきな絵を描いてくれました。
最後に握手をしたとき、ムツさんに「細い手ですね~」と言ってもらえて照れる私。

23~25の三連休は、1日目が「大仲間鍋大会」ということで、閉園時間後に持ち寄りの食材で闇鍋をしようというイベントでした。
何を持っていこうか考えて、結局自分の食べたかった玉こんにゃくと、はんぺん、しめじとえのきだけを下ごしらえして持っていきました。
夫も闇鍋から参加したのですが、フグとカキ、タラ、そしてビールと焼酎の差し入れをしてくれました。
ほかの人たちからもものすごい量の食材が集まり、一時は王国が闇市場のようなにぎわいに。
犬も猫もお相伴にあずかり、お酒を飲みながらANIMAL B(王国ゆかりのご夫婦のバンド。パグのメカブがリーダー)のライブに耳を傾け、石川さんの歌声にまた涙しました。
夜の寒さ、暗い秋川湖、あかあかと灯る百友坊の明かり。
炭火が焚かれ、4つの大鍋では作っても作ってもなくなるいろいろな味の鍋が煮えて、炭火で焼かれた牛肉やカニ、スルメ、ソーセージなどがいい匂いをさせていました。
ほんとに、天国のような夜でした。

2日目は、王国を初めて訪問する友人夫婦を案内して、朝から王国ツアーをしました。
どうしたら、初めて来る人に効率的に王国のいちばん楽しいところを見てもらえるか、前々から考えていたので、当日はパーフェクトな回り方をすることができ、友人夫婦も喜んでいました。
私の大好きな王国のことを、ほかの人も好きになってくれることは、ほんとうに嬉しいことでした。

そして3日目、王国ファイナルの今日。

朝行くと、チケットブースはものすごい長蛇の列。
王国中が、今までにないものすごいお客さんの数でした。
フジテレビのカメラも、今になって来ていました。
それでも、動物たちはみんなマイペースで、それでストレスを感じている様子もなく、いつもどおりのびのびしていました。
今日はできるだけ1匹1匹ずつ、別れを言おうと思っていたので、会う子会う子を撫でて、名前を呼んできました。

東京に王国がやってきて3年半。
いつのまにか、王国にいる動物たちほとんどの名前を覚えていました。
みんな、ほんとうにいい子たちでした。
みんな、ほんとうに大好きでした。

最後に、王国でいちばん広い青の広場のステージで、王国スタッフで結成しているバンド、長ぐつバンドのステージがありました。
ももさんの歌声、ムツさんの歌声。
最後の曲では、馬を担当してきたこぱちゃんが、シシマル(どさんこ馬)にまたがって登場して場を沸かせました。

ここには書ききれないほど、いろんなことがありました。
いろんなことを思いました。

この3年半が、失敗だったとは思ってほしくありません。
どんな報道がされようと、この短い間に、私はたくさんのことを学びました。
たんなる動物とのふれあいだけでは得られない、生き方についての大切なことを学びました。

たくさん人と話しました。
出会いました。
合う人も合わない人もいたし、いろんな考え方を知りました。
泣いたり笑ったり、いろいろな感情を知りました。
そのすべてが、ムツゴロウさん、石川さんをはじめとするスタッフの方たちが作り上げ、来園者みんなで守ってきたものです。

王国は、なくなるわけではないといいます。
北に帰って、少しリフレッシュして、また戻ってくる。
石川さんが何度も約束していました。
それを信じて、またあの犬たちや猫たち、馬たちに出会える日を、私はずっと待っていたいと思います。
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by sima-r | 2007-11-25 23:38 | Animal

東京ムツゴロウ動物王国の犬連れ大宴会

11/17はムツゴロウ王国の「犬連れ大宴会」だった。
18時から22時半の予定で、犬を飼っている人は愛犬同伴での宴会だ。
(犬を飼っていない私はもちろん一人で参加)
夫も宴会だけ来るはずだったのだけれど、風邪をひいてしまって来られなくなって残念だった。

会場は、王国内のレストラン「ここぺり」で。
オープンデッキ部分は犬連れ客に解放するので、炭火が焚かれていた。
立食式の食事をしながら、北海道ツアーで仲良くなった人たちや顔見知りの人たちとおしゃべり。
連れられてきた犬たちはたくさんいたけれど、喧嘩することもなくなごやかな雰囲気だった。

見知らぬ犬たちをたくさん集めたらトラブルが起こると、普通の人なら考えるだろう。
でも、違うのだ。
犬は、自分のテリトリーでは気が強くなり、知らない犬を撃退する。
しかし、自分の知らない場所に来ると喧嘩をしなくなるのだ。
知らない場所は怖いから、自分から攻撃はしない。
犬は、本能でそういうことがわかっているのだ。

だから、もし飼い主を噛むくせのある犬を治したかったら、犬が全く知らない場所に連れて行って、そこで遊ぶといいのだそうだ。
知らない場所が怖い犬は、そこで唯一知っている飼い主を頼る。
そこで信頼を育めば、飼い主を噛むことはなくなるのだという。
こういうことも全て、ムツゴロウ王国で教わったことだ。

さて、大宴会では、王国スタッフで結成している「長ぐつバンド」のコンサートなどもあった。
王国にゆかりのあるご夫婦のバンド(バンド名失念)が、石川さんの書いた詩に曲をつけたとのことで、急遽その歌を石川さんが歌ってくれることになった。
それは、動物達との出会いと別れの歌だった。
石川さんが歌の前に話したことの中に、「ペットを失って悲しいから、もう二度と動物を飼わないなんて言わないでほしい」という言葉があった。
「次の子を飼っても、前の子はけっしてそれを裏切りとは思わない」のだと。
その言葉を聞いて、涙が出た。

私は、愛犬を21歳のときに亡くしてから、どうしても生き物が飼えなくなった。
最期のときを看取ってあげられなかったこと、いい飼い主でなかったことを誰になんと言われようと後悔していて、次に飼う子は100%幸せにしてあげられるまで飼わないと誓った。
そして結局10年間、生き物を飼うことはできなかった。

だから、それを「裏切りと思わない」と言われて、私は許された気がしたのだった。
私のずるさ、私のやましさ、私の保身。
そういうものを全てさっぴいても、私は動物が好きなのだ。(たぶん、人間よりも)
4月にうちに猫がやってきたことは、だから私の人生で起きたもっとも素晴らしいことのひとつだ。

そういうことを教えてくれた王国が、ついに25日で北海道に帰ってしまいます。
悔いのないよう、最後は4連続で訪問するつもりです。
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by sima-r | 2007-11-17 11:33 | Animal

東京ムツゴロウ動物王国の北海道まつり

11/10は、東京ムツゴロウ動物王国の北海道まつりへ。
北海道のおいしいものがたくさん食べられるので、雨だったけれど頑張って行った。
鮭の入った石狩汁、ホタテとエビの入ったホワイトカレー、いももち、ジンギスカン、炭火で焼いたシシャモ…。
北海道ツアーで仲良くなった人たちとおしゃべりしながら食べ、犬たちとゲーム(待てコンテスト、尻尾振りコンテスト、ボール投げコンテストなど)をして遊んだ。
待てコンテストでは、フラットコーテッドレトリバーのピンガが、食べ物のおいしい匂いにも負けずに優勝していじらしかった。

この日は、ヘアレス犬軍団といちばん長く遊んだ。
王国では、メキシカンへアレスという犬種の育成をしている。
ほとんど無毛(頭にだけファンキーな長い毛がはえていることが多い)なので、犬の毛のアレルギーの人でも飼える珍しい犬種だ。
毛のない黒い体は、毛で阻まれないぶん、直接体熱が伝わるのでとてもあたたかい。
動物の毛フェチの私だけれど、へアレスの子の手触りは、彼らにしかない良さがあって好きだ。
男前のジェロニモ、もち肌のピカとキラ、茶色の毛のムムコ、黒髪の不二子、赤い肌のマヤ、その他いろいろ、みんないい子ばかりだ。
この日は雨だったので、毛のないヘアレスたちは寒かったらしく、争って膝に乗ってきてかわいかった。
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by sima-r | 2007-11-10 11:30 | Animal

バンコクズ大集合

11/3は、旦那さんの転勤で台湾に移住してしまったマキつんが帰国したので、チームバンコク(大学友人グループの自称名)の大集合だった。
我が家に集まることになったので、金曜夜に大掃除していそいそと待つ。

女子の集まりは、ほんとになんであんなにあっという間なんだろう?
持ち寄ったおいしいものを食べて近況報告をしたり、マキつんの子ハルノンやよっちゃんの子ヨータと遊んだり。
マキつんは、乳飲み子かかえての外国移住をしても相変わらずの伸びやかさでいるし、よっちゃんは、風邪で声がシャンソンバーのママのようにしゃがれてしまった迫力で、何を言っても「ママの意見は深い!」と場を沸かせるし、よーちんは2週間前にハードな決断をちゃんと自分で決めていて、働きマンのなっつんの気働きのよさは相変わらずだし、なんかもう夕方になって部屋が暗くなっていくのに気づきたくないような気持ちになった。

以前、このメンバーがうちに集まった時は、まだハルノンとヨータが赤ちゃん赤ちゃんしていたのだけれど、すっかり二人とも「幼児」になっていた。
猫用に買ったけれど、うちの猫に受けなかったおもちゃ(指人形とか小さいぬいぐるみとか)を、二人が遊ばないかと思って出しておいたけれど、猫に受けないおもちゃは子供にも受けないことが判明した。
そして、猫の大好きなおもちゃ(ネズミのついた釣りざお)や、猫お気に入りのトランポリンは、子供たちに大受けしていた。

そして、うちのヒゲムラ氏(猫)は、子供たちにバタバタ近づかれると避難するけれど、ヨータがそっと差し出した手をなめてあげたり、ハルノンが強くつついた時は爪を引っ込めた手でたしなめたりしていて、いよいよ大人っぷりを上げていた。

あんまり楽しかったので、みんなが帰った後は、祭りは終わってしばらく来ない的寂しい気持ちに。
早くまたみんなで遊びたいなあ。

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by sima-r | 2007-11-03 22:19 | Days

クレヨンハウス

そうだ、書き忘れていた。
岡田さんの講演は、子どもの本の専門店である「クレヨンハウス」でやったのだけれど、私は今までクレヨンハウスの印象として「フェミニズム&エコ」という、ちょっと「興味はある分野でナチュラル生活好きだけど、ずっぽりはまっている人はちょっと苦手」な感じがしていたので行ったことがなかった。
でも、実際行ってみたら、児童文学スキーな私にとっては天国のような品揃え!!

いちばんいいなと思ったのは、本が出版社ごとではなく作者ごとに並べてあるところだ。
普通の書店だと出版社ごとに並べてあるので、講談社の棚を見た後に幻冬社の棚を見たりして新刊をチェックしなくてはならない。
子どもにとっては、出版社なんて関係ないというのに。
私は子ども時代は本の虫だったので、図書館にこもりきって育った。
好きな本に出会うと同じ作家の本を集中して読む習慣ができたのは、図書館が作者順に本を並べていたからだと思う。
だから、図書館に慣れていた私が本屋に行くと、好きな作家の本がうまくみつけられずに困った。
私は気質がオタクだからそれでも本を探すけれど、そんなに本を読むことに重きを置いていない人はどうだろう?
それが本を読む喜びを知り始めたばかりの子どもだったとしたら?

そういえば、神奈川県のある図書館で、ひどい本の並べ方を見たことがある。
なんと、子どもの本は、すべて「タイトル順」で並べられているのだ。
作者も出版社もバラバラだ。
あれでは、課題図書リストに載った本をタイトルで探すにはいいけれど、そこから先が広がらないだろう。
本を読むということは人を読むこと。
図書館は、そのことをいちばん教えなくてはならない場所であるのに。

だから、クレヨンハウスは、小さな専門書店だからこそできる小回りでうまく機能しているのだなと思った。
エコ&ジェンダー方面については判断保留中だけれど、子どもの本屋としてのクレヨンハウスはとてもいい。
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by sima-r | 2007-11-03 01:09 | Days

東京ムツゴロウ動物王国 第9回ティーチイン

10/27は、ムツゴロウ王国での第9回ティーチインだった。
台風のさなかだったけれど、東京の王国が閉鎖されてしまうことが決まったためか、ティーチインはいつにない大盛況だった。
最後になるのだからと、今回は夫も参加した。

今回の話は、「負け犬」の話から、心的外傷(PTSD)とマーガレット・ミッチェルの『風と共に去りぬ』についてや、さまざまな動物の内分泌的・心理的な反応など、相変わらずいろいろな話題があった。

私がムツゴロウさんを尊敬してやまないのは、その話題がどこへ行っても、どんなに迂回しているように聴こえても、いつしか全てがつながり、大きな部分で納得してしまうところだ。
こういう話し方ができるのは、ものすごい経験と知識がないとできない。

 ムツゴロウさんの豊富な経験、驚異的な才能、たぐいまれな知性、誰よりも純粋な感性、どれをとっても天才だ。
しかし、彼がそれだけの才能に恵まれても聖人にならず、ぶっちゃけて言えば「教祖」とならないのは、ものすごく純粋な部分と、わりに下世話な部分、ギャンブラー的素養などが一体となっていて、清濁併せ呑む自己矛盾(いい意味で!)を抱えているからだと思う。
 
宗教は、己の世界において矛盾をなくすものだと私は思う。
それでも、生きている上で矛盾なんてしょっちゅうだし、過ちだって犯す。
それが当然で、それが生きているということなのだと思う。
そんな「人間・ムツゴロウ」だからこそ、たくさんの人に愛されているのだなと思う。

 ティーチインでは、毎回、参加者に抽選でプレゼントが当たる。
本や、ムツさんが旅先で手に入れた思い出の品などいろいろあるのだけれど、なんといってもいちばんのメインはムツさんの描いた絵だ。
ムツさんは、毎年銀座で個展を開く画家でもあるのだけれど、ちょっと日本人離れしたダイナミックな絵を描くのだ。
私は、ほんとにその絵がほしくてほしくて仕方なかったのだけれど、なんと!
今回、その絵が当たったのだ!!
当たったのは夫だったので、ほんとに参加してくれてよかった!
その絵は、シベリア狼が海の見える高台に立っている絵だった。

これから、この絵を見るたびに、ティーチインの夜のことを思い出すだろう。
夏の夜、明かりに集まったたくさんの虫の羽音。
まだそのころは生きていた、シロテナガザルのナナの呼び声が聴こえていた。
すぐ横の秋川湖の水面を、鯉がはねる音がする。
冬の寒さ、夕食のあたたかい汁物がおいしかった。
毎回来る人は限られてくるので、顔見知りの人もたくさんできた。
大阪から毎回来る人、九州から来た人。
獣医学部の学生さん、競馬の調教師さん、ブリーダーさん。
そんな人たちと話すのも、ティーチインの楽しみのひとつだった。
生き物に対する心構えを、ムツゴロウさんと、ムツゴロウ王国の人たちにはたくさん教わった。

11/25で、東京の王国はなくなる。。
いつか帰ってきてくれることを信じて、今はできるだけたくさん王国に行くしかない。
11/22(木)に、ムツゴロウさんの最後のあきるの夜話会(4時間あるティーチインとはちがい、2時間だけの講演)があります。
平日なので、なかなか行ける人は少ないと思いますが、もし時間のある方は、ぜひ参加してみてください。
私ももちろん参加します!
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by sima-r | 2007-11-01 23:55 | Animal

岡田 淳さんの講演へ

10/20は、敬愛する児童文学作家である岡田淳氏の講演会へ。
岡田さんは、『二分間の冒険』『扉の向こうの物語』といった「行きて帰りし」冒険ファンタジーをはじめ、『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』『放課後の時間割』『ようこそ、おまけの時間へ』といった小学校を舞台としたファンタジー、「こそあどの森」シリーズのようなメルヘン調の作品を書いている作家だ。
小学生の時に初めて『二分間の冒険』を読んで以来、20年以上もファンだったので、今回の講演会を知って迷わず行くことに決めたのだった。

岡田さんは、38年間、神戸の小学校の図工の先生をしていた。
今年の春、還暦を迎えて退職したことが、今回の講演「僕は小学校の図工の先生をしていた」の企画になったそうだ。
初めて会う岡田さんは、関西弁で面白く、ダンディで優しそうな、目の力の強い人だった。

心に残ったのは、岡田さんは、図工室と図工準備室を、子供が憧れるようないい空間にしたかったということだった。
春まで勤めていた小学校の図工室の写真をスライドで見せてくれたのだけれど、その図工室は、ちょっと嬉しくなるような素敵な図工室だったのだ。

かけ時計の下に、よく見ないと見落としそうな小さな紙粘土の人形が腰掛けていたり、翼を持った小さい人形がつるしてあったり。
窓にはステンドグラス?のようなものが貼ってあるのだけれど、そのモチーフが岡田さんの作品の主人公「プロフェッサーP」だったり。
準備室に続く床には、「許しなく入ったらおしりぺんぺんです」という紙が(もっと面白い言い回しで)置いてあって、見上げると少し怖いような極彩色の人形たち?が天井からのぞいている。
準備室の部屋じゅうに、不思議なかたちの造形物が置いてあり、きわめつけに、壁には本物の船の舵輪が立てかけてあるのだ。
その舵輪は、阪神大震災のときに手に入ったものだそうで、「これ、トイレットペーパーをひっかけたり雑巾を干すのにいいんですよ」という話もまたいい話だった。

図工を好きになるための3つの大切なこと、というのも面白かった。
まず、ものを創ることが好きになること、2つめが人の作品のいいところを認める勇気、そして…3つめが…なんだったか…。
普段、講演会の時には必ずメモを取るのだけれど、今回は急いでいて書くものを持って出ず、肝心のところを忘れてしまった。
たしか、自分の作品を愛する心、だった気がするのだけれど。

その「愛と勇気」についてもいい話を聞いた。
明日の図工の授業で必要なものはなんですか?と生徒に聞かれた時、「筆記用具と愛と勇気や!」と冗談で答えたら、「ハイ」とまじめに受け取られてしまった。
でも、こじつけるようだけれど、愛と勇気は大切なんだ、と岡田さんは言うのだ。
誰かが水入れを倒してしまった時、「大丈夫かな?」と思うのが愛、いっしょになって床を拭いてあげるのが「勇気」なんだよ、と。

講演の最後のサイン会で、いちばん好きな作品である『ようこそ、おまけの時間へ』にサインをしてもらった。
さすが図工の先生、物語に出てくるイバラのつるをくるくるっと描いてくれた。
一生読もう、この本。
岡田さんの物語を探し出してはなめるように読んでいた小学生時代の自分に、20年後には岡田さんに会えるよ!と言ってやりたいなあ。


講演のあとは、池袋リブロ近くの沖縄飲み屋で、大学友人のオリちんと飲み。
オリちんは、私もよく行く大手書店の主任になったとのことで、書店の裏話とか何がこれから売れそうかという話を聞いた。
詩を愛し、文芸の棚の担当でもある彼女は、ポップを工夫したりして茨木のり子の詩集を100冊売ったというからすごい話だ。
みんな頑張っているんだなあ。
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by sima-r | 2007-11-01 00:00 | Days



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