生活チープサイド

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7月の読書

今月は小説は佳作が多かった。
その中で、全然だめだったのが山田悠介『ブレーキ』。
『リアル鬼ごっこ』が衝撃的にへたくそだったので、少しは上達しているのだろうと思い読んでみたのだけれど、相変わらずの薄い感情表現と人間像。
この人の描く喜怒哀楽は、ほんとうに幅が狭い。

小説以外では、『世界屠畜紀行』がダントツで面白かった。
肉がどのように作られているのか、世界の屠畜場を取材した本だ。
もちろん日本の屠畜場についても事細かに書いてある。
こういうのをしっかり読んで、おいしく肉を食べて、そしてにっこり笑って動物大好き!と言える人間でいたい。
それはすごくまっとうなことだ。

昔の日記に書いたかもしれないけれど、中学生のとき、給食でラム肉が出たことがある。
それが子羊の肉だとわかると、「かわいそう!」と言って手をつけないオンナノコが続出した。
私は、もう死んでるものを食べないなんて、なんてひどい、無駄死にだ、と思い、残さずおいしく食べた。
子羊ならかわいそうで、豚や牛ならかわいそうではないのか!
勘違いもはなはだしい。

私は肉が好きだ。
動物も好きだ。
犬肉を積極的に食べようとは思わないけれど、たとえば旅先で泊まった家の心からのもてなしでそこの犬をしめてくれたとしたら、私はおいしく食べるだろう。
それが礼儀だ、生きているということの。

そういうことを考えた。


***

さて、今月は読んだタイトルに加えて一言コメントも書いてみました。
読んでもすぐ内容を忘れてしまうので備忘録として。


■今月読んだ本■  計16冊

<小説> 10冊

『しゃばけ』 畠中恵                 大江戸妖怪捕物帖  
『陽気なギャングが世界を回す』 伊坂幸太郎 スリル度ほどほど
『うつくしい子ども』 石田衣良           ラストで殺さなくても
『となり町戦争』 三崎亜紀             文章力でリアルに
『村田エフェンディ滞土録』 梨木果歩      友よ!
『袋小路の男』 絲山秋子             俺様男
『ブラフマンの埋葬』 小川洋子          謎の生き物
『みんな元気。』 舞城王太郎           擬音が面白い
『きつねのはなし』 森見登美彦          後味悪い
『ブレーキ』 山田悠介               人物・感情が薄すぎ

<小説以外> 6冊

『世界屠畜紀行』 内澤旬子           肉と差別
『女ですもの』 内田春菊/よしもとばなな  この二人なら読むしか!
『贅沢なお産』 桜沢エリカ            自宅出産がともだち
『庭ができました』 銀色夏生          すてき~
『僕はパパを殺そうと決めた』 草薙厚子   広汎性発達障害
『サービスを超える瞬間』 高野 登      リッツ・カールトンのクレド(理念)
『となりの801ちゃん2』 小島アジコ      BLよりjune派

■今月読んだまんが■ 計89冊

<少女> 47冊

『ホタルノヒカリ』(1)~(9) ひうらさとる   干物女子とステキ女子
『紅色ヒーロー』(10) 高梨みつば      女バレ新人戦
『高校デビュー』 (9)  河原和音       運動会準備編
『ホットギミック』(1)~(12) 相原実貴    リョウキ君萌え
『スキップ・ビート!』(1)~(13) 仲村佳樹 芝居シーンがヌルい
『学園恋愛者』(1)~(4) 栗原まもる     恋愛禁止学園
『オセロ。』(1)~(7) 池沢理美         感情移入できず

<少年> 12冊

『からくりサーカス』(1)~(2) 藤田和日郎    藤田先生ー!!
『天使な小生意気』(20)  西森博之        呪いの存在を忘れてた
『Dämons』(1)~(6)  米原秀幸/手塚治虫  鉄腕復讐劇
『結界師』(1)~(3)                   こういうのもう飽きた

<その他> 30冊

『神童』(1)~(4)                   ピアノの天才少女
『げんしけん』(1)~(2)  木尾士目       いたよこういう人
『土星マンション』(1) 岩岡ヒサエ        ほのぼのSF
『おおきく振りかぶって』(1)~(3)ひぐちアサ グリーンウッドっぽい
『EXIT』(9)~(10) 藤田貴美          やや時代遅れだけど好き
『バーバーハーバー』(6)~(7)小池田マヤ  なごむ大阪弁まんが
『グーグーだって猫である』(3) 大島弓子   大島先生のお引越
『蝉時雨のやむ頃』 吉田秋生          若草物語 in 鎌倉
『共鳴せよ!轟高校図書委員会』(1)      これのせいで夫が「誘い受け」という概念を学習
『AQUA』(1)~(5) 天野こずえ         萌え系SF
『楽園まであともうちょっと』(1) 今市子    BL再デビュー
『幻月楼綺譚』 今市子              妖怪が出ると思ったのに
『黒鷺死体宅配便』(3)~(6) 山崎峰水/大塚英志  一気に読むと飽きる
『幻影博覧会』(1) 冬目景            なんか印象薄い
『こどものじかん』(1) 私屋カヲル      「少年三白眼」好きだったのに…
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by sima-r | 2007-07-31 21:57 | Books

アンチスモーカーになるまでに

風邪のせいか頭がぼうっとするので定時に上がる。

会社の休憩室に、ついに喫煙室ができるとのこと。
アンチスモーカーとしては万歳だ。
ニコチン中毒の人たちにしても、白い目で見られずにすむのでいいことだ。

18からハタチまで煙草を吸っていた私がアンチになったのは、相棒(現夫)が煙草吸わない人だったからというのが大きい。
夫は、生まれてから一度も煙草吸ったことないという、そっちの方が珍しい種類の人だ。
中学生とかで、1本くらいくすねて吸ったことないの?とびっくりして聞いたのだけど、それもないのだそうだ。
そういうのもアリなんだ、と、大学に入ったとたん周囲の友達が全員スモーカーになった流れで煙草吸いになった日和見な私は、拍子抜けして煙草をやめてしまった。

あと、今でも覚えているかっこわるい思い出がある。
大学入って1年目くらいのとき、高校時代の友人たちと久しぶりに会った。
もう本気で名前も思い出せないくらいの薄い友人たちだったのだけど、5人くらいで集まって、喫茶店入ろうということになって、席について、飲み物をオーダーして、さて、というとき、全員がカバンからいそいそと煙草を出した。
それがまた、そろいもそろってセイラムのピアニッシモなのだった。
また、吸い方が(自分も含めて)全然さまになってなくって、うわあ、すごいかっこわるいなあと思ったのをおぼえている。
そんなこともあって、まだ中毒になる前だったからというのもあるけれど、簡単に煙草はやめてしまったわけです。

やめた後、いろんな匂いに敏感になった気がする。
世界にはこれだけいろんな香りがあったんだなあと思った。
煙草吸ってる人は、粘膜がやられてるから気づけないんだなあとも。
もったいないな、こんな微妙な体感を、自分の意思で失うなんて。

それでも、ときどき、疲れて帰る夜道で、煙草吸いたいなあと思うときがある。
なんで煙草吸うの?という問いに、「だって堂々とため息がつけるじゃん」という答えをしたのは、新井素子のなんの小説だったか。
そういう風に疲れたとき、私はとりあえずコーヒーを飲んだり、鼻歌を歌ったり、まんがを積み上げて閉じこもったりする。
そういうバランスのとり方が、必要なときだってある。
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by sima-r | 2007-07-31 21:24 | Days

週末のこと

土曜日、隅田川の花火大会を観にいく。

会社の女の子たち6人で、月島でもんじゃを食べたあと浅草へ。
すごい混みようで、遅れてくるはずだった新人の女の子とはついに出会えず。
同僚のサリーちゃん夫婦が、朝8時から場所取りしてくれていたので、人ごみを背にゆったり座って鑑賞。
もんじゃ焼きの煙で、ものすごく喉が痛くなった。

***

日曜日、午後から休日出勤の夫に合わせて、午前中に投票へ。
小学校の中なんて今ではなかなか入れないから、選挙のときはいつも懐かしい感じがする。

夫と別れてコンビニで立ち読みしていたらものすごい夕立。
やむかなと思って待っていたけれど、1時間立ち読みしてもまだ降っていたので、あきらめて濡れて帰る。
夕立は好きだ。
強い雨に打たれると、わけもなくテンションが上がる。

帰ってから、金魚の水換え。
先週末、江戸川の金魚まつりで連れて帰った江戸錦(命名:桃子)を、隔離水槽から出して本水槽に移した。
先住の金太郎は、萌え系の新入りにちょっとビビリ気味。

夕方くらいから熱が出る。
頭が痛くて、ふらふらする。
雨に打たれたのがいけなかったのかな。

***

月曜日、熱は朝の時点で37度少し。
有休が残り少ないので無理して行こうと思ったが、夫が止めるので会社を休む。
本を読んでうつらうつらして、汗をかいて目覚める。
奈良で買ったそうめんを作って食べ、葛根湯を飲む。
昼ごろ、また強い夕立。

風通しをよくするために、玄関のドアの下についている通気口を開いておいたら、いつのまにか同じフロアで飼われている猫がそこからじっと見ていた。
ちょうど読んでいた本に、気味の悪いケモノが出てきていたので、ちょっとぎょっとする。
うちの猫が走りよると、あっというまに逃げた。
うちの猫はあきらめきれなくて、それから2時間たっても外を気にしていた。
おまえは優しくてりっぱな猫だね、とほめると、目を細くして撫でられていた。

夜、夫がウナギを買ってきてくれるのを待ちながらこれを書いている。
うちの猫は、キーボードと私の間にどっさりと横たわっている。
金太郎は水槽に沈めたコーヒーカップの中に入って眠っている。
桃子は、真っ黒な目でその周りを浮き沈みしている。

夏の夜だ。
微熱はまださがらないけれど、明日は出勤できるように頑張ります。
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by sima-r | 2007-07-30 21:28 | Days

台風一過

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ビル街さえきれいに見えた。
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by sima-r | 2007-07-16 23:08 | Days



日々思うこと。
るい 33歳女子。
<家族> 
夫 (スペハズ)
息子(ピースケ)
猫 (おひげ)
今日のピースケ
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