生活チープサイド

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10月の読書

季節ごとに、読書のテーマを決めている。
基本的に乱読志向だけれど、ほうっておくと得意な分野(ファンタジー・子どもの本)ばかりに偏ってしまうので、気が向くごとに「今年の春のテーマはSF!」「夏のテーマは妖怪!」というように決めて、なるべくそれに沿った本を多めに読むのだ。

これまでのテーマは、
「SF」 「妖怪」 「中国」 「女流」 「美しい日本語」 「ファンタジー解禁」 「恩田陸」 「村上春樹総再読」 「少年犯罪」 などなど。

この秋のテーマは、「翻訳」。
国を決めてしまうとカラーが濃くなってしまうので、あえて「翻訳もの」、と幅を持たせてみたら、幅が広すぎて全然まとまらないけれどなかなか楽しい。

今月読んだ中でよかったのは、ルーマー・ゴッデンの『すももの夏』。
大人になっていく途中の、13歳の女の子の心情がすごくリアルだった。
イギリスからフランスへ来て、美しい姉への複雑な嫉妬、母親が病気になってしまった恐怖、滞在先のホテルで出会う人々の大きな秘密、自分が大人になってしまう戸惑い・・・。
そんなものに押しつぶされそうになったとき、彼女を救ったのは「イギリス風のバタつきパンとあたたかい紅茶」だけだったのだった。
この、バタつきパンが出てくるシーンは、何気ないシーンだけれどほんとにいい。
作者は、食べ物が人を救う瞬間を、ちゃんと知っている人だなと思った。

あとよかったのは『チボー家の人々』だけれど、これはまだ2巻までしか読了していないので感想は読了後に。


■今月読んだ本■

『誕生日の子どもたち』 トルーマン・カポーティ/村上春樹訳
『チボー家の人々』(2) ロジェ・マルタン・デュ・ガール/山内義雄訳
『すももの夏』 ルーマー・ゴッデン/野口絵美訳
『異国の秋』 アニータ・ブルックナー/小野寺健訳
『恐怖の谷』 アーサー・コナン・ドイル/小林司・東山あかね訳
『七つの封印』(1) カイ・マーヤー/山崎恒裕訳
『父・こんなこと』 幸田文
『リヴァイアサン』 ポール・オースター/柴田元幸訳
『偶然の音楽』 ポール・オースター/柴田元幸訳
『ティンブクトゥ』 ポール・オースター/柴田元幸訳
『空腹の技法』 ポール・オースター/柴田元幸訳
『翻訳教室』 柴田元幸
『翻訳夜話』 村上春樹・柴田元幸
『東京するめクラブ・地球のはぐれ方』 村上 春樹 ・吉本 由美 ・ 都築 響一

■今月読んだまんが■

『働きマン』(3)
『PLUTO』 (1)~(3)
『もやしもん』(1) 石川雅之
『花田少年史』(1)~(2) 一色まこと
『不思議な少年』(1) 山下和美
『BLEACH』(1)~(9) 久保帯人
『3年奇面組』(1)~(6) 新沢基栄
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by sima-r | 2006-10-31 23:59 | Books

ムツゴロウ動物王国へ

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夫とともに東京ムツゴロウ動物王国へ。

フレンチブルドッグのクウの子らが、すごく育っている。
ブサイクかわいい~。
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by sima-r | 2006-10-29 23:50 | Animal

柴田元幸トークセッションへ

仕事帰り、柴田元幸のトークセッションへ。

今回は、「ポール・オースターの新刊を語る」というテーマだったので、今月はオースター関係を強化して読んでいた。

初めて見る柴田氏は、想像より小柄で、そして想像と同じようにいい人!だった。
せかせかと店に入ってきて、そして挨拶も何もせずにすぐに本を手にとって話し始めるあたり、きっと授業でもこうなんだろうなあと思って微笑ましかった。

話は、朗読を交えつつ1時間半ほど。
「オースターを訳していなかったら、かなり僕の人生は変わっていたと思う」
という言葉が印象的だった。

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新刊の『ティンブクトゥ』は、人間の言葉を理解する犬、ミスターボーンズの物語だ。
飼い主である詩人と死に別れて、ほかの人間との出会いがありつつも、ミスターボーンズは詩人が夢見ていた天国、ティンブクトゥを目指す。
犬が主人公というだけで泣いてしまうのだけど、やはり最後はちょっと泣けてしまう。
表紙もかわいいし、これは売れるのでは・・・と思った。

いっしょに行った義母もとても楽しかったようで、嫁としては合格点だっただろうか。
トークセッションの後、義父と夫と合流し、パルコの「ぱいかじ」で泡盛を飲んで帰宅。
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by sima-r | 2006-10-28 00:29 | Books

アカバナー

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育てていたハイビスカスが咲いた。

今日は東京は雨。
花びらがぬれて美しい。
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by sima-r | 2006-10-24 23:11 | Days

ムツゴロウ王国 第4回ティーチイン

昨夜は、ムツゴロウさんの第4回ティーチインへ。
あきる野にある「東京ムツゴロウ王国」での講演だ。

5回ともすべて参加しているけれど、今回もすばらしかった!
ムツさんの動物への愛情に、聞いているこちらもいつも胸が熱くなる。

「命と命がぶつかるとき、そこにテクニックがあってならない」
というムツゴロウさんの信条は、「犬を吠えなくするには?」「噛まなくするには?」というハウツーばかり求める現代の飼い主に、もっと知ってもらいたいなと思う。
吠えなくする、噛まなくする方法はある。
でも、それよりも何よりも、「その子を抱きしめて、いっしょに困ってあげてください!」と、ムツゴロウさんは言うのだ。

それが愛情だし、それがいっしょに生きるということなんだなと思った。


今、東京の王国は運営会社が倒産するなどして、経営が厳しいのらしい。
いのちを扱う場所だからコストはかかるし、屋外の施設が多いので来場者数が天候に左右されやすいなど、難しい面もある。
でも、あの、犬や猫や馬たちのほんとうに愛されて幸福そうな顔を、もっといろいろな人たちに見てほしいと思う。
動物は絶対に嘘をつかない。

この、生命溢れる地球に生まれてきて、人間としかコミュニケーションしないのは、なんともったいないことだろう。
種族を超えて感情をわかちあい、愛しあうことができれば、どんなに素晴らしいことだろう。
外国語を学ぶのもいい、でも、犬の耳の向きが示すこと、猫のしっぽの動きが教えること、またがった馬が自分の意をくんで走ってくれたときの喜び・・・。
そういったことが、どんなに人生を豊かにしてくれることか。

そういうことを教えてくれる数少ない場所として、ムツゴロウ王国をこれからも応援していきたいと思う。
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by sima-r | 2006-10-21 14:14 | Animal

ケイタイメールについて

母が心臓病のカテーテル検診を受けたというので、結果を聞こうと電話をする。
しかし、家電話、出ず。
携帯電話、出ず。

仕方なく母のサイトを見ると、ブログに「検査異常なし」とあるので安心したけれど、なんなんだ、このインターネット家族!と思った。

・・・というエピソードを書いたのは、私がこのブログを始めるにあたって、絶対に書きたい!と思っていたことを書きたかったからだ。
それは、

「私は、携帯のメールが嫌いで、嫌いでしかたないよー!」

ということ。

たしかに、友人からちょっとしたメールが来るとうれしいし、待ち合わせのときの「ごめん少し遅れるので、スタバ入ってて」的な連絡メールは便利だ。
いやなのは、お互い家にいるのにチャットのようにメールの応酬をすること。
電話の方が話早いのに!
この人、私と電話したくないのかしら!
と思ってしまう。

声って、ほんとに大事だ。
会って話せればいちばんいいけれど、電話での、言葉だけでは通じないあたたかさとかって絶対ある。

言葉は武器だから、人を欺くこともある。
でも、肉声は、よほどの人でないとだませない。
だから私は、なるべくなら電話をしていこう、大切な人には会って話そうと思うわけです。
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by sima-r | 2006-10-20 13:07 | Days

こんな時こそまんがを

週末から少しテンションが落ち目なので、こんなときだからこそまんがを!と、ひさびさに新しいまんがを買う。
いつもは本ばかり読んでしまうけれど、疲れたとき、まんがはいつでも優しい。

以前、編集プロダクションで働いていたとき、仕事がきつくて死にそうで、休む時間なんてぜんぜんないのに、必死にまんが雑誌を買って昼休みに読んだりしていた。
読みたいからではなくて、初めて買った雑誌であらすじも知らないのに、それを読んでいる間だけ頭を休められたのだ。
まんがって、ものを考えたくない、考えられないときの休息剤なんだな、と、思う。

今回買ったのは

『もやしもん』 石川雅之
『花田少年史』 一色まこと
『不思議な少年』 山下和美

この間、『働きマン』の新刊と『PLUTO』も買ったばかりだし、今月はまんがづいているなあ。


あ、それと。

妊娠はやはりしていませんでした。
がっかりしたようなほっとしたような。
とりあえずこの隙にお酒を飲んだり、風邪を治したりしよう・・・。
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by sima-r | 2006-10-16 20:31 | Books

誕生日

今日で30歳になりました。

こどもの頃、30歳なんてすごく大人に感じていたのに、なってみるとこんなものなのだなあ。
少しは成長しているかもしれないけれど、まだまだ迷ったり悩んだりしています。

30代のテーマは、

「人は人(自分は自分)」

にしよう、と、しばらく前から決めていました。
何か迷っても、自分のことは自分で決める。
人とくらべて不安になってばかりだからこそ、いろいろ変化のありそうなこの30代という時代を、きちんと生きていきたいと思います。
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by sima-r | 2006-10-14 19:07 | Days

チープサイド生活、はじまる

2005年、8年つきあった相棒Sと結婚し、今は東京のかたすみで二人で静かに暮らしています。
今の会社に入社してから、合わない体育会系の社風に疲れて、これまでやっていたサイトもブログも放置したままでした。


でも、日々の思いは、書き留めておかないとどんどん失われてしまうので。


この数年で、自分が大きく変わっていっているのを実感している今、とぎれとぎれでもいいので、その過程を残していきたいと思います。
読んだ本、感じたこと、からだの変化。
とるにたらないことばかりかもしれませんが、私にとっては大切な生活です。

ブログ名は、これまでサイトでも前のブログでもずっと児童文学からとった名前をつけていたので、今回はヒュー・ロフティング『ドリトル先生シリーズ』の愛すべきロンドンスズメ、「チープサイド」より。
彼のような「べらんめえ」トークは期待できないかもしれませんが、そのエネルギーをわけてもらいたいなと思います。


これまで見守ってくれていた皆さん、またよろしくお願いします。

新しく来てくれた皆さん、私はこんな人間です。
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by sima-r | 2006-10-07 13:41 | Days



日々思うこと。
るい 33歳女子。
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