生活チープサイド

カテゴリ:Days( 183 )

夏だな

帰ってきました。

たった二日の滞在でしたが、たこしゃぶを食べに連れていってもらい、夫の叔父の家にご挨拶し、義父方のお墓参りと施餓鬼でお抹茶をいただいたり、祖父母のところへ行き会食、義母方のお墓参り、なにより義父母といろいろおしゃべりできて、楽しい帰省となりました。
おいしいものを食べさせてもらってたくさん良くしてもらって、私は幸せものだなあ~。

それにしても、たこしゃぶは素晴らしかった。
新食感…!!

今日は夫は朝だけ会社へ、そのあとは二人でごろごろしながら『毎日かあさん』を読んで昼寝。
猫のおひげは、私たちがごろ寝していると必ずそばへ来ていっしょに寝てくれるのでした。

ハイロウズの「夏なんだな」が聴きたくなって聴いたら、なんだかひさしぶりで涙が出そうになった。
ああ、いいなあやっぱりこの人たちは。
夏だな、夏だな、夏なんだな。


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by sima-r | 2009-08-17 18:26 | Days

行ってきます

今日明日と、夫実家へ里帰り。
昨日は仕事帰りに吉祥寺でお土産を選んで、ガネーシャでカレー。
私、この世でいちばん好きな食べ物ってガネーシャのカレーかも。

ついに『1Q84』を読み終わってしまったり、窓を開けて外出していたら豪雨が降りこんで、窓辺に置いていたモデムがいかれてネットなし生活になったり、父と食事会(ウナギ)をして、現在父が研究中の日本マンガ史の話題でもりあがったり、父の研究資料であるところの『ハチミツとクローバー』や『毎日かあさん』を持って帰って読破したり、仕事の引き継ぎの人が24日から来てくれることになったり、待望のクロマニのニューシングルが10月に発売されることになったり、腰があまりに痛いのでa作お勧めのマタニティ整体に行ってみたり、なんだかんだとすごしています。

今日は、夫実家にわがままを言って、たこしゃぶを食べさせてもらうのです。
人生初のたこしゃぶ…。
テレビでモー娘が食べているのを見てうらやましかったたこしゃぶ…。

お土産に選んだグーテ・デ・ロワのガトーラスクが、どうやら群馬名物らしいことに衝撃を受けつつ、それでは行ってきます!
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by sima-r | 2009-08-15 08:53 | Days

一周忌その後

先週末は母の一周忌でした。
平塚にある母の家でやることにしたので、植木の刈込みやその他の所用もいっしょにすませたくて、頑張った連休。
お坊さんには食事は出せないけど夫発案でお抹茶をお出ししたりして、ちゃんと家は居心地よくなり、ようやく買った仏壇の御本尊の開眼供養もしてもらい、よい法事になりました。
(仏壇は我が家に置くので、今回は御本尊だけ持っていきました)

でも、どうやら頑張りすぎてしまった。
3連休の最後の日は、自宅でゆっくりしたから大丈夫と思ったのだけど、休み明けの火曜日、すごく体が辛くて、仕事しててもささいなこと(女子ロッカーで新入社員にソファを譲ってもらえなかったこととか)で絶望的な気持ちになってしまった。
水曜日、仕事に行くのが辛くて辛くて、泣いて会社をずる休み。
日食なんて見もせずに、ひたすら寝ていました。
木曜、少しは復活したかと思って会社に行ったら、やはりすごく疲れて、夕方くらいから動くのも辛くなり、帰る間際におなかがパンパンに張ってしまい、帰りたいのに帰れない状態に。
もう、ほんとに絶望してしまったら、会社の女の子たちが上司に掛け合い、営業マン君に車で送ってもらえることにしてくれたのでした。
最寄り駅までだろうと思ったら自宅まで送ってくれるというので、それを聞いて思わず女子ロッカーで泣いてしまう私。
私…女子で最年長なのに…。
会社では、クールで仕事のできるキャラを作ってきたのに…。
でも、そんな私を見て一緒に泣いてくれる後輩の子がいたりして、なんだかほんと、この会社はいい会社だったんだなあと思いました。

最初に入社した時は、ものすごい体育会系の雰囲気に「絶対合わない!」と思って入社翌週からとらばーゆを買っていたのにな。
それなりに続けてきて、なんとか自分の居場所もできて、実は情に厚い会社なんだなと思うようになりました。

今日も会社をお休み。
有休はもう残り少ないけど、今が使うべき時なんだろうな。
妊婦は使いものにならないと思われたくなくて、休んでばかりでずるいと思われたくなくてこれまで頑張ってきたけど、私の体のことは私にしかわからないんだものな。
会社で産休をとるのは私が初めてなので、後に続く子のためにも妊婦に悪いイメージをつけちゃいけないと思っていたけど。
ワーキングウーマンの妊娠体験本を読むと、妊娠してても夜10時まで働いていたり、陣痛が始まっても仕事をつづけたりしていたけど、その人たちは私じゃない。

私は、あんまりよくできないし、スーパーウーマンにもなれないけど、おなかの赤ちゃんを守ることだけはちゃんとしよう。
それを最優先にして、それができて初めて他のことをするようにしよう。
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by sima-r | 2009-07-24 10:00 | Days

結婚記念日

今日は結婚記念日。
結婚して、もう丸4年がたったのだなあ。
付き合いだしてからは13年目。
こんなに長く深い縁になるなんて、人生ってすごいな。
平日なので、鮭といくらのごはんとケーキでつつましくお祝い。


7月はファンタジー読み直し強化月間にしようと決めて、最初はひさびさにダイアナ・W・ジョーンズ。
ダークホルム2部作、『9年目の魔法』、『呪文の織り手』と続けて読んだら、どうしてもトールキンの『指輪物語』を読みなおしたくてたまらなくなって、今はアラゴルンたちと一緒にローハンの草原を駆けているところ。
何度読みなおしたかわからない私の人生のバイブルだけれど、指輪物語はほんとうにいいな。
毎回感動して、泣いて、笑って。
こんなに素晴らしい物語と出会えて、ほんとうによかったなあ。

サム好きの私は、毎度サムのところで泣いたりじんとしたりしているのだけど、今回はビルボとボロミアにじんとしていた。
ボロミアはちょっとヒールの役割だけれど、彼は彼でとても武人らしく気高い人だったのだなあ。

明日は会社をずる休みの予定。
続きを読むのが楽しみだなあ~。

<本日の夕食>
 ・鮭いくらご飯 (鮭・いくら・青じそ・ごま)
 ・アボガドとえびとブロッコリーの柚子胡椒マヨネーズ (アボカド・えび・ブロッコリー)
 ・きのこのけんちん汁 (ごぼう・白菜・にんじん・ねぎ・えのき・しいたけ・しめじ・豆腐)
 ・さくらんぼ
 ・ケーキ!
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by sima-r | 2009-07-07 23:49 | Days

充実した週末

土曜日、用事があって夫と吉祥寺へ。
その後夫と解散し、パルコグランバザールでマタニティに着られそうなチュニックと、ヒールのないサンダルをゲット。
夫と集合して、一緒にリフレクソロジーへ。
今回の担当の人はけっこう当たりだった。
夕方、日のあるうちにキリンシティへ。
キリンシティは、キリンフリーというアルコール0%のノンアルコールビールがある上、ノンスモーキングコーナーがあるので安心して入れるお店のひとつ。
ここの合鴨の山葵ソース、何度食べても大好き!
その後ロンロンの仏壇店で、母の仏壇(まだ買ってないのです)の下見。
御本尊て、ほんと値段で全然違うのだな~。
つげか白檀かで10万違う。
難しい…。
まだもう少し悩もう。

今日は、ナギさんとランチ。
ふた駅しか住んでいるところが変わらないので、地元駅でインドカレー。
たくさん話をして、ほんと時間があっというまだった。
育児についていろいろ相談したり、仕事や家族の話まで。
あと3倍くらい話したかったなあ~。
ナギさんを見送りながら、片思いの男の子のような気持ちになる私。

その後家で夕方まで至福の昼寝。
夜はしみじみとDASH村の山口君ととイッテQのイモトに感動し(これが最近の日曜の定番)、夕飯はイワシの梅煮。
イワシは、サチさんが妊娠時代に「なんだか毎日イワシ食べてた」というのに影響されて。
義母が以前作ってくれたのには及ばないけどおいしくできた。
夜、先週日曜によっちゃんちでいっしょに漬けた梅干しに、残りの砂糖を入れる。
すごいいい匂い!

充実したいい週末。
週明けからもがんばるぞ~。

<本日の夕食>
・ いわしの梅煮 (いわし・梅干し)
・ トマトと豆腐のサラダ (トマト・豆腐・わかめ)
・ ほうれんそうの胡麻和え (ほうれんそう・ごま)
・ 野菜とちくわの味噌汁 (白菜・にんじん・えのき・長ねぎ・ちくわ)
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by sima-r | 2009-07-05 23:10 | Days

マタニティウェア考

土曜日、第2回目の検診。
午後、帰国中のかいととランチ。
かいとと別れた後、マタニティ服を見に行った。
まだぎりぎり着られるのだけど、ジーンズがおなかに食い込むようになってきたので。

無印でマタニティ用ジーンズを買う。
サイズがよくわからなくて(だってどこまで大きくなるんだろう?)とりあえずLを買ったら、太ももまでぶかぶか。
歩いているとずり落ちてくる。
これでよかったんだろうか…。
最近はマタニティウェアもかわいいのがたくさん出ているけれど、服にそんなに興味のない私は、妊娠期のパンツはこのジーンズ1着で通したいんだけどなあ。

そして、サティで会社用のグレーのワンピースも購入。
会社では制服があるのだけれど、あと1ヶ月くらいで着られなくなる予感がするので。
しかし、オフィスで違和感のないデザインで安い(これ重要)のって、案外ないのだなあ~。
フリルつけたり、チェック柄とかにするのやめてほしい。
今回買ったのも、気に入ったからではなく消去法で。
私の条件は、下記のような感じ。

・とにかくシンプルデザイン
・生地がしっかりしている
・下に制服のブラウスが着られる
・丈が短すぎない(私は背が高いのでこれでほとんど選択の余地がなくなる)

これくらいの条件ならたくさんありそうだけれど、案外ない。
特に、ワンピースは背が高いと丈が調整できないので、丈でほとんどがアウト。
なので、唯一残ったやつを買ったのだけど、家で着てみてがっくりした。

灰色で、肩の部分が太くて大きいボタンがポイントに付いている。(ださい)
両側に、大きめのポケット。(ださい)
相対的にすごく三つ折りソックスが似合う感じ。(ださい)

なんだかこれを着ると、自分がものすご~く人畜無害な人間になった感じ。
害がなさすぎて、お粥みたい。
カレーライスにゃかなわなくても、せめて炊き込みご飯くらいの人間でいたかったのに~。

まあ、制服はしょせん記号だしな…と思ってあきらめます…。
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by sima-r | 2009-06-30 22:28 | Days

メイ嬢の結婚式

土曜日は、メイ嬢の結婚式。
メイ嬢とは、メイ嬢が小学5年生のときに転校してきてから、もう20年以上の付き合いだ。
でも、その中で、この日がいちばんメイ嬢は綺麗で、幸せそうで、もうそれを見るだけで涙が出る私…。
彼女のこれまでの頑張りや、ご家族のこともみんな知ってる。
ちっちゃいころから、何度遊びに行ってご飯までごちそうになったりしたことか。

今回私はスピーチをすることになっていた。
初めてだから心配したけれど、アンチョコを見ることなく話したいことを全部話せたのでよかった!!
いちばん伝えたかったことも、ちゃんとメイ嬢はわかってくれた。
もう、もうもうもう、それだけで私は幸せだ~!!

友達が幸せでいるのって、なんて嬉しいことなんだろう。
ほんとうに、よかったって、たくさんの祝福のシャワーを注いであげたい。
これから先どんなことがあっても、彼女が幸せですように。
何かあったらいつでも私は手伝うし、役に立たなくてもいっしょに困ったりしよう。
ほんとうに、心からそう思った。

そしてまた、友達が幸せでないと感じてることって、とても辛いことだなと思った。
最近ずっと落ち込んでいる大事な友達に、帰りにメールした。
辛いのにどうにもならないことってある。
毎日いいことなくても、でも、何かちょっとおいしいものを食べれば、少なくとも「今日はいいことなかったけど、でも、ごはんはおいしかったな」ってなる。
リフレクソロジーとか行くのも、直接的に体が楽になるからいい。
辛いときはなんでも億劫になってしまうけれど、そうやってまず肉体を労わってあげるのがいいと思う。

食べること、疲れをとること、眠ること。
お風呂にいいバスオイルを入れたり、枕に洗いたてのタオルを巻いたり。
そして、いちばんいいのは、パートナーになんでもいいからいい子いい子してもらうこと。
自分はえらくて、よく頑張ってるって、世界でいちばん好きな人に言ってもらうこと。
パートナーが手近にいなかったら、自分をいちばんわかってくれている友達でもいい。
それが結局は、辛いときはいちばん効くのかもしれない。少なくとも私の場合は。
いま、生きることが辛いと思ってるその友達が、どうかちょっとは楽で元気な気持ちになれますように。
もしどうしても元気が出なかったら、私でよければいつでもいい子いい子しに行ったるぜ!!
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by sima-r | 2009-06-24 21:50 | Days

Make up shadow

日曜日、よっちゃん宅でメイクのレッスン。
今度の土曜日、私の小学校時代からの友人であるメイ嬢の結婚式があるので、メイク力に自信のない私は、メイクアップアドバイザーであるよっちゃんにお願いしてパーティメイクを教えてもらうことにしたのだ。

私はメイク雑誌を実はよく読むほうだ。
でも、スキンケアについてはじっくり勉強するけれど、メイクについてはなんだか自信がなくて、いつも同じメイクばかりになってしまっていた。
雑誌の「モテかわ!ぱっちりうるうるメイク」だの「小悪魔アイ☆でハートをゲット!」みたいな記事を見ると、「すみませんモテようとなんてしてませんごめんなさいすみません!」と、一気に尻込みしたくなる私…。

よっちゃんは友達だけれど、こうやってプロの一面を見せてもらうのは初めて。
顔の右側をよっちゃんがメイクしてくれて、左側はそれをお手本に自分でやるようにしてもらったのだけれど、とてもわかりやすかった。
「アイラインを引いていきます」
というふうに、よっちゃんは必ずその時やっていることを声で教えてくれる。
これって実は、ちゃんと意識していないとできないことだ。

去年、私は母の介護のために泥縄で介護の勉強をした。
着替えの時、清拭の時、食事のとき入浴の時、どんなときでも介護者は相手に声をかけるのが基本だ。
「右側の足から拭いていきますね」
というように。
何も言わずに体に触れられたりするのは、体が緊張してしまうし不愉快なことだから。
よっちゃんは、そういうことが基本として身についていて、それはメイクのプロとして本当に必要なスキルだなあと思った。
できあがったメイクは、自分の顔ながらとても素敵で、ますます土曜日が楽しみになった。
しかも、よっちゃんは、アイシャドウ茶色しか持ってない…という私のために、かわいいアイシャドウのパレットをプレゼントしてくれたのだった。
よ~し、これできれいになっちゃうぞ~。

そして、おみやげに持っていった自家製梅シロップから端を発して、今度よっちゃんといっしょに梅干しを漬けることになったのも楽しみ!
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by sima-r | 2009-06-19 19:48 | Days

いいことばかりはありゃしない

なんだか生きていくだけで精いっぱいな毎日。
毎日くたくたに疲れてしまい、自炊もこの平日は一日しかできず。
疲れているから外食するのに、外食は元気が出ないので悪いループに入った感じ。

すごく卑屈な気持ちになってしまい、悪いことばかり考えてしまう。
これがマタニティブルーってやつなんだろうか?
先日の煙草の一件以来、煙草が憎くて仕方ない。
あんな、生きていくために必要ないもので、こんなに人を嫌な気持ちにさせるもの、この世からなくなってしまえばいいのに。
いちばん腹が立つのは、煙草を吸う人は煙草嫌いの人がどんなに嫌な思いをしているか気づいてもいないところ。
ほんとうに、ほんとうに、煙草なんか大っ嫌い!!!!

でも同時に、煙草臭いところに行った自分が悪いという気持ちもある。
煙草嫌いでしかも妊婦なら、家に閉じこもってりゃいいのにと世界中から言われている気がする。
そんなときに2ちゃんねるなんか見てしまうと、妊婦や幼児連れの親や障害者は迷惑だから家から出るな、という書き込みがあったりしてさらに落ち込んでしまう。
ニンプはニンプらしく、家でレースでも編んでろっていうのか!

働いて、ごはん作って食べて寝る、もうそれだけで私の生活はいっぱいだ。
昨日、夜に用事があったので時間をつぶすために本屋に入った。
妊娠の本コーナーで、日記帳があったのでどれどれと手にとると、左のページに何か書いてあり、右のページに自分の日記を書くというもの。
左のページには、「3WAYおくるみを手作りしよう!」とか「オーガニックコットンでつくるスタイ(よだれかけ)」といった手作り赤ちゃんグッズの作り方が載っていてぞっとした。
こんなのとても、作る時間も元気もない。

夫は、私がしんどそうなので「会社を辞めてもいいんだよ」と言ってくれている。
でも、私はお金がほしい。
稼いだお金でライブに行ったり、友達と遊んだりしたい。
たいしたことない仕事だけれど、せっかくこれまで頑張ったのだから続けたいという気持ちもある。
でも、自分で続けたいと思っている以上、それで疲れたなんていうのはわがままな気がしてまた落ち込む。
勝手に仕事して勝手に疲れて勝手に文句言ってる、なんてだめな私なんだろう。

混んだ電車は怖いし、優先席でも譲ってはもらえない。
煙草を吸う人は、私が妊娠していると知っていても目の前で煙草を吸う。
でも、電車に乗るのも煙草を吸うところに行くのも私が勝手にしていること。
だから文句を言うのはおかしい、私が間違っている。
でも腹が立つ。そんな自分も情けない。

いろんなものに腹を立てたいけれど、腹を立てさせてくれるものがない。
結局は、煙草が嫌いで妊娠した私が悪い。
でも、煙草が嫌いなのも妊娠しているのも私のせいじゃない。

これがマタニティブルーか。
そんな簡単な名前なんかつけて軽く流してるんじゃないぞ。
妊娠した猫が毛を逆立てて威嚇するみたいに、なんでもかんでもひっかいて唾をはきかけてやる。
嫌われたっていい、夫とうちの猫がいるからいい。
通勤電車で辛くて泣いていたら、降りるときに知らない人に「大丈夫ですか?」と声をかけられた。
恥ずかしいし、みじめで、やけっぱちな気持ち。
週末は絶対にゆっくりするんだ、絶対煙草の煙のあるところには行かないんだ。
煙草を嫌いな人の前で吸う人なんて、全員はげてシワだらけのシミだらけになっちゃえばいいんだ!!!
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by sima-r | 2009-06-05 20:43 | Days

5/30のミッション

5/30、アート集団(ていうのも少し違うのだけど)ミッションポジティブ主催のイベントに行ってきました。
東中野のプリズン東京というライブハウスで、午後14時から夜10時近くまでの長いイベントです。

たくさんの出演者がいたのだけれど、私がいちばん見たかったのは海月光とAKIRAさん。
海月さんは、若干23歳という若さなのに恐ろしいくらいの才能のある歌い手。
AKIRAさんは、母の友人ということから去年の母の闘病を支えてくれて出会った、ミュージシャンであり画家であり作家でありあといろいろ、という多才な人。
とても懐の深い人です。

海月さんは、ものすごいという噂だけは聴いていたけれど、本当にすごかった。
彼女の、世界中のどこにも身の置き所がない、ただただ歌だけしかないというひりひりしたその切迫。
全身で愛を求めているようなのに、安直に手を差し出したら噛みつかれるような野生。
長い前髪の向こうから、鋭い目で睨まれてどきりとする。
慟哭みたいに叫ぶ、孤独で、ぎりぎりで、ただただ歌への衝動だけで生きてる。
そんな印象があった。
なんだか、母にイメージが重なった。



ステージ後、少し話をした。
海月という名前は、金子光晴の「くらげの唄」からとっているのだそうだ。
「心なんてきたならしいものはあるもんかい。」というこの詩。
詩人である私の母は金子さんの弟子だったから、私もこの詩は知っていた。
そうか、この子はほんとうに詩人なんだ。
そう思った。

詩人であることは美しいことではない。
詩人は、人生の闇をみつめ、人が目をそらすことから目をそらせない。
どんなにたくさんの人といても、旅をしても人と出会っても、恐ろしいほどに孤独だ。
幸福な詩人なんて、詩人ではない。
詩人は生き方だ。
詩を書くから詩人なのではない。
やめようと思ってやめられるものではない。
海月光は、その本当の意味での詩人なのかもしれないと思った。

ずっと歌い続けてね、と私は言った。
ステージを降りた海月さんは控え目で心優しい女の子なのだけれど、それを聞いて「はい」と言った。
眼の底で、「歌うことをやめるなんて考えられない」と言っていた。
言うに及ばないことだったかもしれないけれど、私はそれでも、彼女がこれからさまざまな出会いをし、たくさんの苦い思いも超えて、それでも歌うところが見たい。
50になった彼女の歌を聴きたい。
そう思った。

そしてAKIRAさん。
海月光を聴いた直後は、その迫力と声量に「AKIRAさん負けちゃうんじゃない~」とか言っていたのだけれど、始まってみたらやっぱりすごかった。
AKIRAさんは、私が妊娠したことを「梅ちゃん(私の母)が戻ってきた!」とすごく喜んでくれて、「命の歌」という曲を歌ってくれた。
その曲に至るまでの選曲がまた、私にはすごく響く曲ばかりだった。

「びっこのおかあちゃん」は、母を誇れなかった子供の歌
「おさない瞳」は、子供を残して死んでいく母からの歌
「命の歌」は、AKIRAさん曰く母が夢枕に立って書かせたという曲
「家族」は、もう言わずもがなの大名曲。
AKIRAさん、なんすかこの涙なくして聴けない曲順は!

「家族」は、母の闘病のときにずっと聴いていたのもあるけれど、聴いている間、去年の夏ホスピスですごしたあの日々をものすごくリアルに思い出してしまった。
簡易ベッドのごつごつした寝心地、室内のトイレのドアを閉めるときの力の入れ具合、アロマテラピーの精油を置いていた紙タオル入れのカバーの木の手触り。
担当の先生の口紅の色、ロビー、庭のねじ花。
つい昨日までそこに住んでいたんではないかと思うくらい、リアルだった。

ライブが終わって、AKIRAさんは私のおなかに手を当てて「ハローマイマム」を歌ってくれた。
まだそんなにおなかは出てないから脂肪ばっかりですみません・・・と思いながらも、私は嬉しかった。
たくさんの会いたかった人たちにも会えて楽しかった。


本当は、このイベントに来るのは気が重かった。
それは、絶対に!タバコ臭いと思っていたから。
地下の店で換気が悪いし、なぜかこういうイベントに来る人たちはものすごく煙草を吸うものだから。
私は煙草の匂いが世界でいちばん嫌いだ。
さらに今は妊娠して匂いに敏感になった上に、煙草の煙は胎児の心音を弱めるというので不安もあった。
結局、やっぱり来る人来る人みんな煙草を吸うのでとても会場にいられず、会場の外の階段や、そこも臭くなると道路まで出て、夜道ふるえながらAKIRAさんの出番を待っていた。
AKIRAさんの出番が来て、どうしても中で聴きたいからおしぼりを厳重に鼻にあてて聴いていたけれど、それでも隣で吸われると銘柄までわかるくらい臭い。
せっかくのAKIRAさんの歌も、かすむくらいに臭い。

やっぱり、結局は弱い者は強い者に負けてしまうのだな。
こうやって、弱い者は行きたいところにも行けなくなっていくのだな。
強い人たちが、自分たちのせいだとは思いもしないままに。
吸わないで下さいとお願いした隣の席の人が、ごめんねと頭を下げて席を30センチばかりずれて煙草をくわえるのを見て、つくづくとそう思った。

とても楽しかった、けれどとても辛かった。
それが今の正直な気持ちです。
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by sima-r | 2009-06-02 21:36 | Days



日々思うこと。
るい 33歳女子。
<家族> 
夫 (スペハズ)
息子(ピースケ)
猫 (おひげ)
今日のピースケ
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