畑正憲展@銀座ギャラリーGK
今日は午後から「畑正憲展」のため夫と銀座へ。
畑正憲ことムツゴロウさんは、私が誰よりも尊敬している人です。 東京にムツゴロウ王国が来ていた3年間は、ムツゴロウさんの講演(ティーチイン)に会社を嘘をついて休んででも毎回出席したものでした。 あのとき必死にメモしたムツさんの言葉は、ほんとうにすべてが私の糧となっています。 思い出すだけで泣きそうになる。 ムツさんは、ほんとうにほんとうに動物が好きなのだ。 動物だけじゃない、生きているもの、生命そのものの不思議さを、心から愛している。 馬の素晴らしさを、象とのエピソードを、犬や猫の思い出を語りながら、ムツさんは何度も目を赤くした。 ホワイトボードにたくさんの学術用語や図解を書いて説明しながら、その難しい内容をわたしたち一般人にもわかるように素晴らしさを教えてくれた。 どんな質問が参加者から出されても、ムツさんは必ず答えてくれる。 学者のような机上の知識だけではない、ムツさんは天性のフィールドワーカーだ。 生き物たちに体当たりで出会い、五感すべてで得た知識を、惜しげもなく教えてくれる。 ほんとうに、ほんとうにすごい人です。 ムツさんは、小説家でもあり、画家でもある。 日本人離れした、すごくダイナミックな絵を描く。 我が家にも、ティーチインのときの抽選で当たっていただいたムツさんの灰色オオカミの絵があるのだけれど、独特の力強さがある絵です。 今回の畑正憲展は、ムツさんが毎年銀座の画廊「ギャラリーGK」でやっている個展です。 もし興味のある方は、3/28までやっているようなのでぜひ行ってみてください。(日曜は休廊です) *** ギャラリーでは、ムツさん手描きのデミタスカップと絵葉書、本を買いました。 デミタスカップは、母にコーヒーをよく供えるので母専用です。 ずっといいものがないか探していたので、思う通りのものがみつかってよかった! その後、木村屋でパンを買って歩行者天国で食べ、ずっと行ってみたかった教文館の子どもの本専門店「ナルニア国」へ。 入ってびっくり、もう、なんだあの書棚は!! まさに理想、私の趣味とあまりに合っているので、本棚ごと買い取りたくなりました。 また、本のセレクトが心憎いのなんの。 ハリー・ポッターなんかも置いてはあるのですが棚差しで、フィリップ・ターナーやK・M・ブリッグズが平積み。 渋い、渋いよ…! 一般書のセレクトもすごく気が利いていていろいろ買いたくなってしまいましたが、ここはぐっと我慢。 でも、我慢できなくて買ってしまったのが『だれも知らない小さな話』。 佐藤さとる大先生の随筆集です。 読むのが楽しみ! その後、夫にながながと佐藤先生の素晴らしさや、もっとも愛する安房直子の作品について語り続ける私。 さぞうっとおしかったことであろう…。 その後わしたに寄って、島豆腐とゆしどうふ、島らっきょうを買い、ブルーシールアイス(サトウキビ味)を食べて帰りました。 充実の一日!
by sima-r
| 2009-03-22 00:54
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るい 33歳女子。
<家族> 夫 (スペハズ) 息子(ピースケ) 猫 (おひげ) 今日のピースケ
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