生活チープサイド

死ときずなの現在

仕事をむりやり終わらせて、ジュンク堂書店のトークセッション「死ときずなの現在」へ。
語るのは、東大の宗教学の教授の島薗進氏と、評論家の芹沢俊介氏。
東大出版会の「死生学」全5巻の出版記念の対談だ。

死ときずな、なんて、私がこの半年考え続けているテーマそのもの!と思い行ったのだけれど、今日も3キロ走ってしまった上に寝不足気味の私は、前半でちょっと睡魔が…。
前半は、親鸞の話やギリシャ神話に見る「子殺し、親殺し」の話が中心だった。
後半は、現代における「死」とは、という私の興味のあるあたりだったのだけれど、じっくり語る前に時間が来てしまった気がする。

ただ、現代で死を恐れる気持ちはふたつあり、ひとつは「痛みへの恐怖」、もうひとつは「孤独への恐怖」というところは面白かった。
たしかに、そのふたつの恐怖さえなければ、死は怖くない。
母は、そのどちらからも解放され、そして美しい死を迎えた。

最後に、来ている人からの質疑応答の時間があったのだけれど、ヘタレな私は質問できなかった。
聞きたかったのは、「あなたにとって死はどんなものですか」ということだったのだけれど。

家に帰ると、ホスピスから手紙が届いていた。
「大切な人を亡くした方へ」という小冊子が入っていてしみじみと読む。
どんな学術的なことよりも、臨床のひとたちの言葉は体にしみると思った。
死は、どの死もすべて個人的なものだから、とらえ方は人それぞれだ。
平均化された学問もとても意義あるものだけれど、私が求めているのは学問じゃない、とわかった気がする。
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by sima-r | 2008-11-07 00:17 | Days
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