生活チープサイド

ぺんさんへ

今日旦那さんから電話があり、あなたが一昨日亡くなったことを知りました。
お通夜が今日だと聞き、慌てて仕事を早退して、あなたに会いに行くところです。

母の旧友であり、2年前に母と同じ膵臓にがんがみつかって手術したあなたは、病がわかったばかりで右往左往する私たちを、その明るさで導いてくれましたね。
嵐の海原の中の小船のように揉みくちゃになった私たち家族を、あなたは灯台のように毅然として、叱咤激励してくれました。

あなたは、命をかけて集めた情報を、なにひとつ出し惜しみしなかった。
どんな厳しい状況でも、あなたの言葉はいつも前を向いていた。
同じ病だからこそ、あなたの言葉と生きる姿勢は、私たち家族の指針となった。

あなたが抗がん剤の副作用に耐えながらくれたたくさんのメール。
私たちはどれだけそれに励まされたことか。
いちばん不安だったあの4月、あなたが教えてくれたことで、どれだけ私たちが救われたことか。

ぺんさん、あなたは私たちの最初の味方でした。
治療への考え方の違いで道が別れてしまったときも、あなたは前向きで、そして優しかった。

たくさん謝りたいことがあります。
母の代わりに、そして私自身も、あなたに謝りたいのです。
ステージ3で手術が可能だったあなたに、私は嫉妬してしまった。
あなたに反感のようなものすら抱いたこともあった。
そしてなにより、母が死んだとき、私はそれを最悪の方法とタイミングで伝えてしまった。

だから私はあなたに会いたい。
あなたに謝って、そうしてたくさん、ありがとうって言いたい。

ぺんさん、私はあなたが好きです。
花を愛したあなたが、これからもたくさんの花とともにありますように。
そして始まったばかりのあなたの旅が、素晴らしい光に満ちたものになりますように。
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by sima-r | 2008-10-30 17:38 | Days
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