またしても切迫入院に
またしても切迫早産で入院になってしまいました。
しかも急を要する事態のようで、母体胎児集中治療室(MFICU)という、重度の部屋に入ることに。 現在妊娠8ヶ月(28週6日)、赤ちゃんは1100グラムくらい。 1000を超えると、今産まれても救命できる確率はかなり上がるそうですが、障がいが残る可能性を考えると、安心して産むことはとてもできない大きさです。 切迫の症状が出始めて3週間。 ピースケの世話や家事は、愛知の義母に上京してもらい全部お願いしてきました。 トイレ以外は立たず、シャワーや洗髪も週一くらいに絞って、かなり厳しく安静にしてきましたが、1週間で子宮頚管(子宮の出口)の長さが一気に1センチ短くなってしまい、とても危険ということでの入院です。 頚管の長さは、現在2.1センチ。 ピースケの妊娠時にも同じくらい短くなって入院しましたが、2人目は進行が速いのでより危険らしいです。 安静中、いったいどれくらい泣いたことか。 ピースケと離れたくない、夫と離れたくない。 寝てばかりいる私を「おかあちゃん ねんね、シー」と気遣ってくれるピースケ。 公園で拾ってずっと握りしめていた大事な木の実を、帰ったとたんに私にくれたピースケ。 夜泣きして「おかあちゃん、おかあちゃん」と泣いて起きるピースケ。 起き上がれないので、絵本や布団に隠れてのいないいないばあくらいしかできない私のそばに、いつもくっついてきてくれていました。 ああ、あと2ヶ月以上帰れないんだなあ! 面会は、病室には子供の立ち入り禁止なので、私が車椅子で廊下に出るしかないようです。 それも容体次第で、許されないこともあるとか。 ああ、本当に辛いなあ~。 次に家に帰るときは、(早産にならなければ)赤ちゃんを抱っこして帰ることになります。 ピースケだけのおかあちゃんでいてあげられる、大事な大事な2ヶ月だったのになあ。 それでも、ピースケが産まれたばかりの頃の写真を見ると、今度こそ絶対に大きく産んであげたいと思うのでした。 1972グラムの子犬みたいなちっちゃな体に、点滴を2本も刺されていたピースケ。 体のあちこちにモニタのシールを貼られ、産まれたのに抱っこもしてもらえなかったピースケ。 私が入院がいやだ、点滴がいやだとわがままを言ったから、ピースケは点滴も入院も、弱虫のお母ちゃんと代わってくれたのでした。 そんな思いを、また赤ちゃんにさせてはいけない。 NICUの、あの鳴りやまないオルゴール音楽も、ひっきりなしに聞こえるアラームの音も、もう聞かせたくない。 普通のお母さんみたいに、産んですぐに抱っこして、おっぱいをあげたい。 今度こそ、一緒に帰るんだ。 ピースケと夫と猫のおひげの待つ家に、赤ちゃんと一緒に帰るんだ。 それまで、泣かない日はないだろう。 今日どれだけピースケが成長したか、見たくて会いたくてたまらなくなるだろう。 でも、私はピースケのお母ちゃんでもあるけれど、おなかの赤ちゃんのお母ちゃんでもあるんだ。 相変わらず弱虫のお母ちゃんだけれど、ここで踏ん張らないでどうするんだ。 入院したくないよ、と弱音をはいた私に、夫が「入院するときは二人だよ」って言ってくれた。 そうだ、赤ちゃんも一緒に入院してくれてるんだ。 一緒に頑張ってくれてるんだ。 ピースケに負けないように、赤ちゃんに負けないように、お母ちゃんは頑張るぞー!!!
by sima-r
| 2011-08-12 20:51
| Maternity
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るい 33歳女子。
<家族> 夫 (スペハズ) 息子(ピースケ) 猫 (おひげ) 今日のピースケ
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