清志郎さんへ
今日は、清志郎さんが旅立った日だ。
武道館に、たくさんの清志郎さんを愛する人たちが集まっている。 私は、今日は行けなかった。 ぎりぎりまでずっと行きたかったけれど、ピースケの預け先もないし断念した。 ああ、どんなに行きたかったか! 清志郎復活ライブ、あれは私にとって、きっと一生忘れられない最高のステージだった。 たぶん、あれを超えるライブを見ることは今後できないんじゃないかって思う。 それぐらい、開場全部が、愛に溢れた、素晴らしい舞台だった。 震災が起きて、原発が大変なことになって、清志郎さんのことを何度も思った。 「GOD」が聴きたかった、すごく。 「GOD」の中で、気まぐれな神に対して「そこからここへ降りてきな」という歌詞がある。 そこを聴くたびに、あの復活ライブで、きらきらの衣装を着た清志郎さんが、地面を親指で指しながら身を折るようにして歌っていたのを思い出す。 今日、車で「GOD」を聴いた。 最初のイントロだけで泣けた。 泣きながら、スーパーからの帰り道を回り道して、3回くらい聴いた。 なんか、きっと私疲れてるんだと思う。 仕事復帰して1週間目で、子供や自分の体調不良ですでに2日休んでることとか、昨日から熱風邪ひいて体が辛いとか、被災地の報道とか放射能とか。 明日から義両親が来るので、水周り掃除したいとかボルシチ作って褒められたいのに体がしんどくてなかなか思うように動けないとか。 ピースケの昼寝中にいろいろやりたかったのに、1秒も寝てくれずグズグズでイライラしてるとか。 実はいま、第二子を妊娠していることとか。 なんかいろいろ重なって、それで、清志郎さんの声聴いて泣いてしまった。 私は怒りたかったのかな。 原発とか放射能とか不安なことばかりで、ただでさえ妊娠初期の危ない時で、仕事も家事も子育てもやらなくちゃいけないことに。 世界が、地震ひとつで変わってしまったことに。 「GOD」を繰り返し聴きながら、私はきっと、清志郎さんに怒ってほしかったんだって思った。 こんなひどいことをする神様の首根っこつかんで、清志郎さんに怒ってほしかったんだ。 そこからここに降りてきなって、神様を、この放射能の地面に引きずりおろしてほしかったんだって思う。 帰ってきてyoutube見てたら、「JUMP」があった。 あの日だ。 完全復活祭の、あの時のだ。 聴いてたら、また泣いてしまった。 なぜ悲しいニュースばかり、テレビは言い続けるんだろう? なぜ悲しい嘘ばかり聴こえるんだろう? 清志郎さん、またあなたの歌が聴きたいなあ。 まだまだ聴き足りない、まだまだ、世界にあなたは必要だ。 それが生きてる者の甘えだとしても、やっぱり私は、清志郎さんが生きててくれたらなあって、これからも何度も思ってしまうんだろうな。 *** 復活祭のときの日記 2009.5.3の日記
by sima-r
| 2011-05-02 18:47
| クロマニヨンズ!
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るい 33歳女子。
<家族> 夫 (スペハズ) 息子(ピースケ) 猫 (おひげ) 今日のピースケ
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