7月の読書
7月は引き続きファンタジー強化月間。
もともとファンタジーが大好きなので、読んでて嬉しい。 ファンタジーの何がいいって、あっという間に違うところへ行けるところ。 旅に行かなくったって、違う国の違う民族と親しみ、不思議な魔法を使い、星の上にだって行くことができる。 ほんとに楽しいなあ~。 今月の私の中での金熊賞は、ガース・ニクスの『サブリエル』。 『ライラエル』『アブホーセン』と合わせての3部作の1作目だけれど、ひさびさにワクワクゾクゾクするダークなファンタジーだ。 こういう出会いはカイ・マイヤー以来かも。 カイ・マイヤーの『鏡の中の迷宮』は、ほんとに面白かった! あと、あさのあつこの『No.6』を読んでいるのだけれど、あさの作品はどうしてどれもこれもBLっぽいんだろう…。 バッテリーしかり、The MANZAIしかり。 けしてほんとのBLにはならないのだけど、思春期の少年二人の、精神的な強い結びつきみたいなのがあさのさんは大好きなんだろうな。 (いや、私も好きな方なんだけれど、ここまで直接的だとこっぱずかしい) で、桑原水菜にも言えることなんだけれど、こういう男子の心の絆の話を書く人は、ストーリーよりも心情を書くことを優先しすぎて話の展開が甘くなると思った。 エピソードを重視しすぎず、作品の舵取りをするのって難しいんだろうなあ。 8月はガース・ニクス祭を繰り広げます!! ■7月に読んだ本 24冊 『肩甲骨は翼のなごり』 デイヴィッド・アーモンド 廃屋の天使 『龍のすむ家』クリス・ダレーシー 夢か現かはっきりしないところがいい 『影の王』スーザン・クーパー シェイクスピア!ラストは泣ける~ 『王国の独裁者』ロイド・アリグザンダー 宰相失脚 『ディナの秘密の首飾り』リーネ・コーバベル 再読 馬の扱いがまっとうだな~ 『ウィルキンズの歯と呪いの魔法』D・W・ジョーンズ 長靴をはいた猫 『星空から来た犬』D・W・ジョーンズ 再読。星人シリウスが犬になりゾイを探す 『うちの一階には鬼がいる!』D・W・ジョーンズ 魔法の化学実験 『海駆ける騎士の伝説』D・W・ジョーンズ 島にもう一つの世界 『私が幽霊だった時』D・W・ジョーンズ 再読4回目。ほんと面白いなあ~ 『川の少年』ティム・ボウラー 祖父の死 水源から海まで泳ぐ 『ルビーの谷』シャロン・クリーチ 章が短い。孤児の双子が最初ひねくれているのがリアル 『ギフト』ル=グウィン ギフトを抑えるために目を閉ざす 『サブリエル』ガース・ニクス チャーター魔法、アブホーセン 『The MANZAI』1~2 あさのあつこ なんかBLっぽいんだよな~ 『No.6』1~8 あさのあつこ 要するにBANANA FISHだ
by sima-r
| 2010-08-03 10:59
| Books
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るい 33歳女子。
<家族> 夫 (スペハズ) 息子(ピースケ) 猫 (おひげ) 今日のピースケ
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